アテンザのナビ交換&オーディオシステムいじり
    〜 その1 ポータブルナビの取り付け(変更) 〜
    


家族車のアテンザのナビを交換しました。その記録です。(2014年4月)


親のクルマであるアテンザですが、ナビにバックモニターがあったほうが安全なので取り付けることにしました。


今まで付けていたナビは何世代か前のゴリラで外部入力がないモデルなのでこの機にナビごと交換することにしました。


最近のポータブルナビは進化しているようで、調べてみたことろ色んな機能がありますね。
その中でもオーディオ&ビジュアルの機能が良さそうなカロの楽ナビ「AVIC-MRP099」にしました。
カロにしたのは完全に私の好みですが、MRP099にしたのは「地デジ」が見れる方がいいという要望があったので。
ナビ本体以外に、バックカメラ、フィルム式地デジアンテナ、フィルム式VICSアンテナ、
電源ハーネス、車速信号ケーブル、映像入力ケーブルなどを買い足しました。




作業にかかります。まずはバッテリー端子を外しました。
アテンザのバッテリーはパナのブルーを付けています。115Aというタフなやつ(笑)


古い方のナビを外していきます。配線関係から。グローブBOXの奥に押し込んでいた配線類です。


ダッシュボード中央に設置していたナビ本体。


それとそのベース部分も取り外し。


ホコリがすごい・・・。



新しい方のカロのナビを開封してみました。右の写真は本体とクレードル、取り付け台(吸盤)です。


クレイドルの入出力端子。
オーディオ信号の出力、映像入力、車速信号。3つの端子があります。


他にはDC電源用の端子と、地デジ用のミニタイプのB-CASカードの挿入口。


吸盤の土台と仮組みして奥行きのイメージ確認。



そして取り付けるベースを作っていきます。
取り付け部分のユニットごと車両から取り外しました。センターパネル上部の警告灯ユニット?みたいな部分です。
そしてそこにMDFで作った「上げ底」を取り付け、吸盤用のベースシートを貼り付けました。


上げ底は裏からタッピングビスでガッチリ固定。
パネルの奥側に穴をあけているのはナビ本体につなぐAVケーブルや地デジアンテナ類など今回たくさんのケーブルを這わせるからです。



ナビの電源は今までもヒューズBOXのACC(シガーだったか?忘れた)から取り出しています。
今回もそこを使いますが、古いシガータイプーソケットはとりあえず撤去。


んで、こちらのカロ純正の電源ソケット(シガータイプ メス)に交換しておきました。
そして右の写真の付属のシガープラグ電源アダプターと接続します。


これはバックモニター用のカメラ。カロ純正。


そしてカメラ用の電源アンプ。
2DINタイプのナビとかでバック信号が使える(入出力ができる)ナビだったらバックに入れた時に電源が入るようにできますが、
今回のナビはポータブルタイプのためバック信号との連携が取れず、カメラはACC連動で電源が入りっぱなしの接続になるようです。


これはナビ本体(クレードル)に映像入力するためのケーブル。片方がピンプラグでもう片方がRCA?のケーブルです。
バックカメラからの映像信号をナビ本体と接続します。


こちらは車速信号を引っ張ってくるためのケーブル。
FCのエアーナビには車速信号はとらずにそのまま使っていますが、特に不都合を感じたことはありませんでした。
なので車速信号は絶対に必要かといえばそうでもない気もします。
しかし今回は歳をとった人間(親)が運転するクルマなので、より正確な方が良いだろうと思い準備しました。



そして地デジ用のアンテナとVICS用のアンテナ。いずれもフイルムタイプのオプション品を別途購入しました。
付属品であるアンテナは「いかにもアンテナ」って感じの物をダッシュボード上に設置するようになっていたので
スマートにインストールしたくてオプション品のアンテナの方を使うことにした次第です。


フロントウインドウにアンテナを貼りつけて、配線は助手席側ピラー内を通すことにしました。
ピラーカバーを外します。





今まで使っていたゴリラのナビのVICSアンテナ(フイルムアンテナ)を外します。


取り付け説明書を読みながら位置関係を間違えないように慎重に位置決めして貼りつけていきました。


助手席側と運転席側合わせて合計5ヶ所にアンテナを貼りつけました。


フィルムアンテナの端子からナビ本体までの配線をはわせていきます。


配線の途中にアース?のような端子があるので、専用のテープをボディに貼ってそこに端子も設置(接地)しました。


天井のパネル内やピラー内部に配線をはわせていきます。


そしてグローブBOX奥側まで持ってきました。


続いてバックカメラ用の配線をしていきます。
BピラーやCピラー、スカッフプレート、リヤハッチパネル、などなどどんどん内張りを剥がしていきました。


フロントからリヤにかけて。


リヤゲートパネルやセンターコンソールの取り外しも(車速信号を取るため)。








リヤハッチからボディ内部へのバックカメラの配線を通していきます。
針金をゴムブーツの中にあらかじめ通しておいて・・・


針金とカメラの配線をテープでぐるぐる巻きにして針金をグイッと引っ張って通しました。


ボディ側に配線を通していきます。


純正の既設配線にできるだけ沿うように配線を取り回しました。


サイドシルまで持ってって・・・


サイドシル内を通して・・・


グローブBOX奥側まで引っ張り、バックカメラ用のアンプに接続。


バックカメラ用のアンプとACC電源(ヒューズBOXから取り出し)を接続。


車速信号をオーディオメーカーのホムペに記載されてる情報で確認します。


そして純正配線から付属のカニくん(エレクトロタップ)を使って分岐。



ひと通り配線を集約したグローブBOX奥側から、ダッシュボードの内側を通してセンターパネル部分に配線を出しました。


配線ですが、
・電源 1本
・VICSアンテナ 1本
・地デジアンテナ 4本
・映像入力信号 1本
・音声出力信号(L・R) 1本
・車速信号 1本
の合計9本です。それぞれナビ側に接続していきます。


ひと通り配線をナビに接続したらナビ本体の位置確認。


自作した土台に吸盤で固定。向きは運転席に向くよう斜めに。


そしてグローブBOX奥側に詰め込んだ配線を束ねます。


ピラーカバーやサイドシルのカバーなどどんどん元に戻していきます。








最後にバックドア(ハッチ)内側へのカメラの配線の取り回しです。





最後にバックカメラの設置です。 配線を通す穴をドリルであけました。


カメラをテープで仮固定し、配線を通していきます。


車外から車内に配線を引きこんだら、ナビ本体からリヤハッチパネルまで引っ張っていた配線(コネクタ)にはめ込み 配線は完了。



配線を通した穴にはコーキングで防水処理を。



ハッチ外側の化粧パネルのカメラと干渉する部分をカットします。マーキングして・・・


カット。


カメラの角度を調整。 最後に化粧カバーを元通りにはめ込みます。


そして動作確認してみました。
初めて見るバックカメラの映像。感動です!(笑)


ちゃんと動作することを確認したので、取り外した内張りを元通りにしていきます。


これで作業自体は完了。



最後にカメラに映った映像を元に、黄線の角度を合わせ、赤線と緑線の距離を合わせました。
赤線が30cm?、緑線が2m?だったか忘れましたが、説明書に合わせて設定。


カメラはど真ん中に取り付けることはできませんでしたが、広角カメラで全体的に満遍なく写ります。


この楽ナビはナビにセンサーが付いていて、ナビの前面で手を振りかざすとユーザーの指定した動作ができるようになっています。
なのでバックカメラの映像をモニタに表示する動作をその1つとして登録しておきました。
バックギヤ連動ができない代わりに、スマートにバックカメラ映像に切り替えることができると思います。


いまどきバックモニターなんて珍しくもなんともないのでしょうが、
私個人的には久々にハイテクな機能(笑)の装備を取り付ける作業をしました・・・。


〜 その2 AV機能の拡張へ 〜 へ続く


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