フロントスピーカーまわりの改善 その10
〜 ドアスピーカーのアウターバッフルの製作と取り付け 〜
やっとこさアウターバッフルの製作に入ります。
仮付けの時にいびつな形だったバッフルですが、少し形状を整えようと思います。
削る部分をマーキングして・・・ヤスリやペーパーで削ります。
そして仮付けしてみます。この形状ならいけそうな感じです。。
さっそく肉付けしていきます。
以前リップの補修で使った紫外線硬化型シートを、今回使ってみようと思います。
まず内装とバッフルの空間を埋めるように外周にシートを貼り付けて、日光(紫外線)で硬化させます。
硬化したらパテで肉付けしていきます。手持ちのパテを次から次へと使って作業していってるので色違いの状態です(*^_^*)
肉付けしたパテが硬化したら、ドア内張りとの密着部分の面を出していく作業に入ります。
まず、内張りにマスキングをして、肉付けが済んだアウターバッフルを仮どめします。
いきなり運転席の写真ですみません。。
そして仮止めしたバッフルと内張りとのスキマを埋めるようにパテを盛っていきます。
パテが硬化したら、マスキングテープからベリっと剥ぎ取ります。
そしてヤスリやペーパーで面をきれいにならして整形します。
そしてドアに取り付けてみて、干渉部分やスキマがないか確認します。
ドアポケットとのつなぎ部分をどうするか非常に悩みましたが、写真のような結果に落ち着きました。
フィッティングに問題がないことを確認したら、いよいよレザー貼りに入ります。
まずは、スプレーのりを付けたくない場所にマスキングします。
そしてバッフルとレザーの裏面の両方にスプレーのりを吹きかけました。>>>>>>>>ロヾ(・_・
) シュー
今回使ったのは3Mのスプレーのりです。個人的感想はボンドG17のスプレーよりは3Mの方が良いです。
いっぷくしながら少し時間をおいてから、レザーをバッフルに貼り付けます。
レザーをドライヤーで暖めたりしながらなんとか貼り付けました。
そして内側をカッターナイフでカットして・・・マスキングテープも剥ぎ取ります。
スピーカー付属のリングをはめ込んでみました。なんとか大丈夫そうですね。
レザーを貼り付けた状態でもちゃんとはまるかどうかを確認します。
大丈夫そうですね。。
アウターバッフルのレザー貼りが完了したら、ドア鉄板の拡大作業に入ります。
今回取り付ける16cmのミッドウーハーにあわせてインナーバッフルを製作したので、純正の穴径では小さいです。
カットする部分のレジェトレックスを剥ぎ取って・・・・ディスクグラインダーに切断砥石をつけて大まかにカットしていきます。
大まかなカットが済んだら、ディスクグラインダーをヤスリタイプの砥石に付け替えて、削ってきれいにしていきます。
最後は棒ヤスリを使ってバリ取りしました。
切断面はサビ防止のためにタッチアップペンで色を塗っておきました。そして内部に飛んだ切りくずをマグネットなどできれいに取り去ります。
このスピーカーケーブルの端子だけ金メッキではなかったので、今回こだわって端子を金メッキに付け替えました(^^ゞ
そして、ドア内部には吸音材を貼り増ししました。(写真右)
穴の拡大が済んだらインナーバッフルを正式に取り付けます。ドア鉄板の内側から短いプラスドライバーで締め込みました。
小さい工具を使うとはいえ、内側からの締め付けは障害物が多く、非常に時間を要しました。。(*_*)
そして内張りを取り付けます。
そしてアウターバッフルを仮付けしてみます。慎重に作業をすすめた甲斐もあり、きちんとフィットします(^.^)
そしてスピーカーも仮付けしました。なかなか良い雰囲気です
フィッティングに問題ないことを確認したら、正式に取り付けに入ります。
でもその前に、ドア内張りにあけた穴を埋めなければなりません。
かなり大きくカットしていたので、穴埋めと内張りの張替えをあわせて行いました。
※内張りの張替え作業はDIYコーナーにあります。(作業内容は こちら )
ゴージャス?なワインレッドになった内張りを付けなおして、アウターバッフルもちゃんと6本のビスで固定しました。
そしてスピーカーも端子を接続して、ネジ4本で正式に固定します。
グリルネットを付けてみました。なかなか雰囲気が良いのではないでしょうか(^^ゞ
MB QUARTのエンブレムも良いですね。
助手席側も同様に(゚-゚)
こんな感じでついにアウターバッフル製作が完成です!!(^o^)丿
めちゃめちゃ時間(というか日数)がかかっていますが、自己満足度は高いです。念願のアウターバッフルです!!
ドアミラー裏のカバーも補修して取り付けました。
※ドアミラー裏のカバーの補修作業はDIYコーナーにあります。(作業内容は こちら )
次回はアンプボードを整理したいと思います。
フロントスピーカーまわりの改善 その11 〜 アンプボードの配線とカバー製作 〜 へ続く