フロントスピーカーまわりの改善 その8
〜 ツイーターの仮付けとスピーカーのエージング 〜
ドアスピーカーの仮付けも完了し、次はツイーターの仮付け(位置決め)です。同じダッシュの位置に設置しようと思います。
ツイーターのカラーは3種類のうち、これを使います。
前回取り付けたツイーターは端子がギボシでしたが、今回は金メッキの平型端子です。
メスもセットで入っていましたので、さっそく平型端子に付け替えました。
ツイーターを取り付けるにあたってマウントが必要です。
ただしサイズが大きくなったため、前回製作したツイーターマウントは使えません。今回新規で作ろうと思います。
一から木材を切り出して製作するのは大変なので今回も何か使えるものはないか考えた結果、水道用部品を使うことにしました。
VU40のエルボです。この内径がツイーターの外形より少し大きいだけなので、レザー貼りをすればちょうど良さそうです。
エルボにしたのは、半分に切断して2つ作るからです。60円なので片側30円で使えてとてもリーズナブルです(^o^)
まだ仕上げの段階ではないので、半分にカットして浮き出ている文字やマーク部分をヤスリで平面にしてスピーカーを入れて(乗せて)、適当にダッシュの上に設置しておきます。
そしてパッシブネットワークは仮配線でアンプの4chを使いバイアンプ接続しました。
今回は新品の(高価な)スピーカーなので、エージングとやらをやってみようと思います。
エージングとは直訳では老化や劣化みたいですが、カーオーディオ用語では「慣らし」みたいです。
色々なかたのHPを見てエージングについて自分なりに得た情報では、
まずエージング時間は12時間〜数日間まで様々です。
またエージングそのものが賛否両論で、「やらないとちゃんとした性能を発揮できない」という意見と「わざわざ寿命を縮めるだけだ」という意見に分かれているみたいですね。。。
エージングをしなくてもずっと音楽を聴いていればいつかは慣らしが完了するらしいのですが、「好みの音楽ばかりだと再生周波数帯域に偏りがあり、正しく慣らしできない」という意見に惹かれまして、このたび初めて慣らしを行うことにしました。
オークションで数百円でエージングCDが出品されています。3種類くらい出品者違いで出ていました。そして説明文やら評価を参考にして購入に至りました。各周波数帯域の信号が満べんなく入っているCD(DISK1)と、波の音+デジタル処理(全帯域の信号)のCD(DISK2)の2枚セットにしました。波の音は慣らしには良いらしいですね。
さっそくCDを挿入し、再生してみます。。
DISK1のCDは信号音ばかりなので、ザーザー音がほとんどです。でも人間の耳に聞こえない高域や低域も再生しているみたいです。
その証拠に耳には聞こえないぐらい低い音のときに、ミッドウーハーはぶるぶると振動していました。少し感動です。。
確かにこれならちゃんと慣らしができそう、って感じですね。
試し聞きが済んで、正式にエージングの準備に入ります。
まず、バッテリーで駆動していたらすぐにあがってしまうので、バッテリー端子から車両の配線を外して、それを外部のDC12V電源に接続しました。
この状態でまずDISK1から再生します。普段音楽を聴く時の音量でいいみたいです。私の場合少し大きめにしました。
これを12時間ほおっておきます。
翌朝の12時間後に、DISK2に入れ替えて更に12時間再生しておきました。合計24時間です。
さすがに何日もエージングするのは私には無理です。。
そして12時間後の夜にDISK2のCDを取り出して、やっと音楽を再生してみることができました。この待ち時間がどんなに長かったことか(実際にはほおっているだけで待ってはいませんが・・・)。
このスピーカーで初めての音楽再生です!!(^O^) 中高音のクリアーさは以前と同じく自分好みで良好です♪
それと13cmの時と比べて、この16cmは明らかに中低域の音の厚みが増しています。ボーカルがさらに良い音で鳴ります。
スピード感も量感も良い感じですね。
ただし運転中は低域がスポイルされるのは前回経験済みなので、サブウーハーが今後の課題であるという認識はあります。
次回はツイーターマウントの製作と取り付けです。
フロントスピーカーまわりの改善 その9 〜 ツイーターマウントの製作と取り付け 〜 へ続く