オーディオシステムのリニューアル 2011年
   〜 その9 ヘッドユニットの交換(変更) 〜


中華製ヘッドユニットからカロッツェリアのCDヘッドに変更しました。その記録です。(2011年10月)


スピーカー・ウーハー・ナビ、と一通りインストール作業が済みましたが、
あとは床に直置きしているパッシブの処理だけとなりました。


パッシブを適当な場所に押しこんでインストール完了!という方法が一番早く無難なのかもしれませんが、
今回は前々から憧れていた?ヘッドユニットでの
3Wayネットワーク接続ってのをやってみようと思います。

そうすることでこの
邪魔くさいパッシブネットワークを撤去することができます

もちろんそのためにはプロセッサーを導入するか、ネットワークモードに対応しているヘッドユニットに変えないといけません。
3Wayネットワーク接続に対応しているモデルは最近のものではカロのCDヘッドユニットがあるかと思います。
その中で気になるのが次の3機種です。

 ・DEH-P01 :機能性能では文句無しのモデル。ただし10万オーバーのモデルなので安く買えたとしても7万ぐらい。。絶対無理(^^;
 ・DEH-P930 :銅メッキシャーシなどかなり良さそうな作り。ただしモデル的には古い。
 ・DEH-P940 :P930をコストダウンしてできた後継機種。機能性能もP930とほぼ一緒で現行モデル。


ということで、DEH-P940をゲッツしました。もちろん中古ですが。。
3WAYネットワーク機能内蔵で、できるだけ新しいモデルを、できるだけ安く、という条件がこれだったという訳です。。
また、チェイ号から外したナビがそこそこの値段で売れたので買うことができました。


中華製ヘッドよ、サラバじゃ( ̄▽ ̄)





さっそく取り付けにかかります。
以前KENWOODのヘッドユニットにするときに10ゲージの電源ケーブルを引いてましたが、今回新たに8ゲージで引き直すことにしました。
右の写真はサブウーハー付属の電源ケーブルです。先ほどまで室内から分岐させていたものですが、この機にバッテリーから直接引き直します。


ヒューズホルダーを新たに買いました。以前付けていた所と同じ場所に設置。


バッテリーへ接続するために丸端子を付けます。そしてバッテリーとヒューズホルダーとを接続。
サブウーハーの電源線(黄色)と一緒にはわせていってます。


エンジンルームの端っこに沿ってバルクヘッドを貫通して室内へ。


むき出しだったケーブルをすべてコルゲートチューブで覆いました。


室内にうつって、先ほど引き込んだバッテリーからの電源線の先っぽにギボシ端子をつけてヘッドユニット付属のハーネスに接続できるようにします。
そして更に2sqの電線を引っ張りリレーに分岐。リレーはバッ直ACC用です。 


写真はありませんが、先ほどのサブウーハー用の電源ケーブル(黄色)は、室内からそのままサイドシル内部を通ってトランクへ引っ張りました。
これで電源ケーブル関連はOK。


次はヘッドユニットへの外部入力用の配線です。
エアーナビ取り付け時にすでに配線していた音声ケーブルですが、あれは「ピンプラグ−RCA(2又)」タイプでした。
今回はカロのヘッドの外部入力(2.5mmミニプラグ)に合わせて変更します。
(2.5mm超ミニステレオプラグ−3.5mmステレオミニプラグ)


いつものごとく、警告灯延長ハーネスと同じようにメーター裏へ突っ込んで・・・


センターパネル部分まで引っ張りだしておきました。


そしてクレードル等、元通りに組んでいきます。


メーターパネルやフードも元通りに。そしてナビ本体も。



次はスピーカーケーブルの処理です。

左の写真はネットワーク接続をするのでようやく撤去できるパッシブネットワークです。
パッシブよ、サラバじゃ( ̄▽ ̄)
スピーカーから直接ヘッドユニットに結線できるようになったため、スピーカーケーブルにギボシ端子を付けました。



次は外部入力の準備。
DEH-P940には外部入力端子(AUX)が2つあります。
1つは先ほど配線を通した2.5mmピンプラグ接続(フロントパネル)のものと、もう一つは背面のIP-BUS端子経由でRCA接続できるものです。
そして準備したのがIP-BUS端子用のケーブル(安かったので社外品)と、iPod用出力ケーブルです。
iPod用出力ケーブルはロジテック製をチョイスしました。
第4世代のiPod Touchに対応し、かつ充電に対応して、さらにシガー電源用プラグ&ノイズフィルター付きという条件を満たしていたので。


IP-BUS用のRCA入力に音声(LR)を接続し、映像の端子はエアーナビから引っ張ってきてるケーブルに繋ぎました。
これでiPodから再生した動画の音をヘッドユニットから出し、映像をナビの画面で見ることができます。


センターパネル内の配線は電源系統とPアンテナ、イルミ、サブウーハーなどもろもろ接続して、
できるだけコンパクトになるようにまとめました。これで準備OK。



これでやっとヘッドユニットが取り付けできます!

まずはオーディオ用のステーをヘッドユニットに取り付けます。 でも
取り付け出来ません。。( ̄▽ ̄;)マジカ
カロのヘッドユニットは当分買ったことがなく、FCに乗り出してから初めて買ったんですが、どうも普通のM5ネジは使えないみたいです・・・。


側面の穴が、明らかに普通のタップをたてた穴じゃない・・・。こんなのが存在するとは。


カロのは、どうもタッピングビスじゃないといけないようです。
「ホンマかいな」と独り言を言いながらネジ箱をあさって見つけました。 M5サイズのタッピングビスです。
(条件としては、先端が平たい形状のもので首下が10mm以下のもの)


タッピングビスでの固定は普通のネジのように力任せに締め付けれないので、念のためスプリングワッシャもかませて固定しておきました。
今まで経験がなかったのでなんか不安ですが、まあしっかり固定できてるので問題ないでしょう。


そしてようやく取り付けることができました。 ネジ探しに時間がかかった(^^;


フロントパネル下面にある外部入力端子に、エアーナビから引いてきた音声用のケーブルを挿しこんでおきました。

※CDの出し入れの時にこのパネルが開くわけですが、配線長に余裕があるので問題なくオープンできます。
 ただしクローズの時はこの端子に挿したままの状態だと動かないようになってるようです。(破損防止のため?)。
 なのでCDの出し入れ時にはその都度このプラグを抜いておいた方が良さそうです。
 最近はメモリーオーディオを聴くことが多くなりCDをあまり使わないので、わずらわしさはそんなにないかと思ってます。



内装を元通りに戻す前に念のため動作確認。バッテリー端子をつないでキーをACCに。 結果 異常なし!




すぐにでも何かを再生したい気持ちでいっぱいですが、
今回は3WAYネットワークモードで使用するので、パッシブネットワーク(撤去済み)が必要ありません
その代わりパッシブが受け持っていた役割をヘッドユニット側で設定しないといけません。

ロックフォードの仕様書をもとに、設定をしていきました。
私はこの設定の知識が全然ないので、とりあえず仕様書を頼りに数値を入力していきました。
(ヘタに素人が3WAYで設定するよりも素直にパッシブを使った方が無難とも言われてますし不安ですが。。)

特にツイーターとかは設定をミスると破損するらしいのでよく確認して作業しました。


Lowレンジ(サブウーハー)はローパスを80Hz、スロープを12dB/octにセット。



ミッドレンジは中間の音を受け持つので、ハイパスとローパスの両方を設定する必要があります。

ハイパスを80Hz、スロープを12dB/octにセット。


同じくMidレンジですが、ローパスを3.15kHz、スロープを12dB/octにセット。


ツイーターは、ハイパスを3.15kHz、スロープを18dB/octにセット。


これでネットワークモードでの設定(暫定)が完了です。

CDを再生してみます。音出しも問題なくOK!



そして内装を元通りにしました。



カロのヘッドユニットのデザインはカッコイイですね(^-^)
今までがチャラけていた中華製のデザインだったのでなんか大人になった気がします(笑)

ヘッドユニットと警告灯ユニットの間のボロ隠しは現在どうするか考え中です。


iPodを含めた全体像はこんな感じ。シガー部分の青いのはiPod用出力ケーブルです。(この青はウザイので隠す予定)



iPodの動画も問題なし♪ (AUX2のネーミングを「iPod」に変更(設定)しました)



今度はエアーナビ自身(マイクロSDカード)で動画を再生。音声はもちろんヘッドユニット経由で♪
(AUX1のネーミングは「AIR-NAVI」に変更(設定)しました)

※400×240(以内)でエンコした動画です。エアーナビの条件に合わせた動画じゃないと再生できないと思います。


これでインストール作業と動作確認はいちおう完了です!
あとはタイムアライメント等いじくって音質調整してみたいと思います。






〜 その10 音の調整 〜 に続く


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