オーディオシステムの変更(改善) 2013年
   〜 その3 サブウーハーの導入 ロックフォード P3S-1X12 〜


サブウーハーBOXを取り付けました。その記録です。(2013年1月)

前回の作業で1chパワーアンプを取り付けましたが、そのアンプの選定基準となったのがこのサブウーハーです。
これを選んだ理由ですが、
 ・12インチ(約30cm)で
 ・あまり高くないモデルを
 ・できるだけ省スペースで
 ・メーカーはロックフォードかキッカーで

という4つの判断でこれになりました。ロックフォード製の箱付きサブウーハーです。
ウーハーそのものがとても薄いパンチシリーズのモデルです。2ΩDVCを並列に結線されているもので、1Ωのウーハーになります。


側面から見るとこんなに薄いです。
1Ωってあまり馴染みがないですし音圧は稼げても音質はどうなんだろ?って感じもしますが、この薄さのためにあえて1Ω仕様なのかもしれません。
どこまで低音が出るか全くの未知数ですが、メーカー自体が作った箱付きなのでそれなりに鳴るように考えて作られているはず。。


とりあえずスピーカーケーブルをつないで音を出してみました。
やっぱ今までの弁当箱タイプのチューンナップウーハーとは別モノですね。。



これがファミリーカーのチェイ号とかならこのままのポン置きの状態でもいいんですが、ドリドリでもこの状態で使えるようにするために固定しようと思います。
でもサーキットに走りに行く時はできれば外したい。
このウーハー、薄いですが12kgぐらいあります。(軽いとウーハーの意味がないですし)

内張りをめくってカーペットも取り外し、どこか固定に使えるサービスホール等はないか調べました。


しばし(何日も)考えた結果、構想(妄想?)がある程度かたまったので作業を進めていきます。
下図のような感じで作っていこうと思います。


サブウーハーはクルマに設置する場合 「面」で置くよりも「点」で置く方がいいらしいです。
ウーハーからの振動と車両からの振動が打ち消し合わないようにするためみたいです。

ということでゲタを履かせていこうと思います。
防振ゴムや硬質のゴム板をあらかじめ測っておいたサイズと高さに合わせて作っていきます。


FCのラゲッジスペースの鉄板ですが、見ての通りデコボコです。また高さも均一でない・・・。
それと、防音対策などで純正のアンダーコートが貼りつけてありますが、オーディオにとっては好都合ですね。
サーキットを走る車両ならば普通はアンダーコートなど剥ぎとってしまいたいところ。
でもミーハーな自分は軽量化はおろか「増量化」をしているような気が。。


話を作業に戻します。
先ほどのゴムのカタマリを5箇所に置きました。(簡単に裏面にボンドを付けています)。
そして真ん中の鉄板部分には防音テープ(スポンジみたいなもの)を直線状に貼りつけました。
この6箇所でウーハーを受け止めるつもりです。


高さがそろっているか板きれで確認しながら作業を進めました。



ウーハーの設置ですが、先ほどの6箇所の土台に直接ウーハーを乗せるのではなく、ボードを置いた上にウーハーを置くつもりです。
この理由ですが、ウーハーを固定するのにボディの鉄板自体には穴をあけたり細工をしたくないからです。
先にこのボードを下駄を履かせて車両に固定しておけば、ウーハーをそのままこのボードの上にペタっと乗せて固定する穴もあけれるし。


先ほどの6箇所のゲタ以外に、木(MDF)のゲタを2個だけ使います。高さを合わせるように貼りつけました。


そしてボディにもともと付いていたボルトを外して、長いボルトに変更して2箇所で固定。
これで前後左右の「G」にも耐えれるかと。


ラゲッジの床がこれでフラットになったので、ウーハーBOXも安定して置けます。これは立てた状態。


もしラゲッジにタイヤを載せる必要があった場合、ここまで寄せればイケるかと。(タワーバーは外さないといけませんが)。


次はウーハーBOXを先ほどのボード(土台)に固定するパーツを作ります。
ウーハーBOXに合わせて採寸し・・・


カットして重ね合わせて接着。


6mm、9mm、12mmの3種類のMDFを使いました。
6mmと9mmを貼り合わせた合計15mmの部分はウーハーBOXの板の厚みに近い値に。
12mm(出っ張った部分)はウーハーを押さえつける部分として使います。


そして黒く塗っておきました。


露出させる部分なので黒いパンチカーペットを貼っておきたいところですが、材料がないのでとりあえず塗装で我慢。。


ウーハーを置いてみて、先ほど作った押さえるパーツを当ててみます。


出っ張った部分でウーハーを押さえつけて固定する考えでこのような形状にしました。
このウーハーBOX自体にも小さな金具が付いていますが、全体を「面」で押さえてガッチリと固定したかったので自作しました。


こんな感じ。


次は、その押さえるパーツを土台に固定するための細工をします。押さえパーツと土台に穴をあけました。


左右2箇所ずつ。


土台の裏からツメ付きナット(M6)を打ち込みます。


こんな感じ。 表側から見たらネジ穴ができています。


4箇所とも打ち込みました。


そして上から締めつけるボルトですが、工具無しでも付け外しができるようにします。ボルトとハンドルタイプのノブを準備。


ノブにボルト(M6×60mm)を通して、自作した押さえパーツを手の力だけで固定できるようにしました。





これで土台と押さえパーツは完成したので、本取り付けに入ります。
まずは土台の下にスポンジを入れておこうと思います。防音という意味でのかすかな抵抗です。
形状は純正のマットで型取りしました。


マジックでなぞった場所をハサミでカット。


追加で6箇所あるゲタの部分の「逃げ」もカットしておきました。 そして車両に敷きます。


土台は黒く塗装しておきました。
この土台自体はカーペットの下に隠すつもりなので塗らなくても問題ないですが、湿気対策として。(気持ちの問題ですが)。


そして車両に2箇所でボルトどめ。


土台とのツラを合わすために、もう一枚スポンジを敷いておきました。(形状は現物合わせです)


ウーハーを置いて仮りどめしてみます。


穴位置もOK!


自作した押さえパーツは押さえつける部分を多く稼いでいるので、ウーハーはビクともしません。


純正のマットですが、「土台の部分以外」には残しておきたいので、現物合わせでカットしました。
(※解体車のアンフィニくんから外したマットをカットしました。GT-Limitedのは別途保管しておきました)



余談ですが、Gt-Limitedのマットとアンフィニ4のマットはゴム部分の厚みが違いました!
GT-Limitedの方はかなり重いですがアンフィニ4の方は薄いだけあって軽いです。軽量化なのかコストダウンなのか・・・。



本題に戻りまして、、、先ほどカットしたマットをスポンジの上に敷きました。


そして仮りおきしていたウーハーは外しておいて、純正のカーペットを元通りに敷きます。
土台に付けたツメ付きナットの部分にはカッターナイフで切りこみを入れておきました。(4箇所)


カーペットの下はフラットにするように努めたので、違和感ない感じに仕上がっています。


そしてウーハーを置いて、押さえパーツで固定!
ノブのオレンジ色はウザいので、そのうち黒くしようと思っています。


ガチガチに固定できています。
でも土台自体にはゲタを履かせているので車両に対しては「面」ではなく「8箇所の点」で支えています。
(※カーオーディオの本には「3点ぐらいのゲタで良い」と書いてありましたが、土台の板が反ったりするのを嫌って8箇所にしました)


スピーカーケーブルはコルゲートチューブで目立たなくしておきました。


そしてリヤシートを起こします。 タワーバーも元通りに取り付けておきました。


これでウーハーBOXのインストールが完了です(^o^)ノ


さっそく音出し確認してみます。
エンジンOFFでACCの状態では有り余る低音が響き渡ります。薄くてもよく鳴りますね。


でもエンジンをかけていない状態(走ってもいない状態で)の音出し確認では意味がありません
ガレージ内ではクロスオーバーの設定やアンプのゲイン調整だけ済ませ、ちょっくらドライブに出かけてきました。

iPodをつないでB'zを聴いてみました。
ノリノリな感じの曲がウーハーの力によって更にノリノリで聴くことができます♪
「LADY NAVIGATION」とかウーハーが違うと最高ですね。


ロードノイズや排気音など、ちょうど音楽の低音と被る帯域がある時はウーハーの音が聞こえにくくなることはありますが、それでも今までのチューンナップウーハーに比べたらぜんぜん満足できるレベルです。
フロントのミッドウーハーの量感が足りない分、リヤから(ウーハーから)の音に頼りすぎてしまってる気がしないでもないですが、このシステムでどこまで満足できるものかしばし聴いてみようと思います(^^)


現在のシステムレイアウトをまとめておきました。(※GNDは省略)

ロックフォードとカロッツェリアの2社での統一システムとなりました。(統一とは言わんもしれませんが)


調子にのってRockfordのロゴマーク型の芳香剤も買ってしまいました(^^ゞ


さっそくミラーにぶら下げておきました♪ ←完全におのぼりさん状態です(笑)


以上です。


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