バッテリーカットターミナルの取り付け 


たまにFCに乗ろうとすると、いつも弱々しいセル。完全にあがってウンともスンとも言わないこともよくあります(^^;
いつもブースターで他の車とつないでスタートしてるのですが、あまりに手間なので
バッテリーカットターミナルを取り付けることにしました。(2008年12月〜2009年2月)


【バッテリーカットターミナルのメリット】
・クルマをいじる時にマイナス端子を外さなくてもいいので、作業が早いし簡単。
・普段乗らない時にカットしておけばバッテリーが放電しない(暗電流で消費されない)

【バッテリーカットターミナルのデメリット】
・時計やオーディオの設定がいちいちリセットされる。
 →私の場合はオーディオの設定は不要(ソースダイレクト)。
・純正ECUの場合、その都度リセットされる。
 →乗り始めの学習されるまでの間の乗り味が変わるかもしれない。(パワーFCの場合は気にしなくて良い)

まずは年末にさるFCを眠らせようと思って、その時に取り付けてみました。
バッテリーカットターミナルはストレート(工具屋)で買いました。500〜600円で売ってます。
FCの場合(というかD端子バッテリーの場合)は、D端子用のカットターミナルです。

これが現状のバッテリー回りです。
オーディオやアーシングなど、テキトーに配線を這わせてますのでゴチャゴチャしてます(~_~;)


そしてこのマイナス端子を外して・・・


カットターミナルをバッテリー端子にはめてから、車両側のマイナス端子(ハーネス)を取り付けます。


しかし、と言うかやはりボンネットと干渉してしまいました(^o^;
ボンネット裏側のここら辺の出っ張った部分(骨格?)と干渉するようです。。

ということで諦めました(笑)
せっせと元に戻して、マイナス端子を外した状態で、さるFCを冬眠させておきました。


それから約40日ぐらい眠らせたままでしたが、久しぶりに引っぱり出してきました。
またバッテリーがあがってるだろうな〜と思いながら、端子を元通りに取り付けてセルスタート!
すると「キュキュキュ!ブォーン!!」と一発始動でした(^O^)
バッテリーの買い替えも考えていましたが、とりあえずバッテリー端子を外しておけばまだまだ使えそうです。

ということで、またまたカットターミナルを取り付けることを考えました。
とりあえずボンネットとの干渉をクリアすれば使えるので。

そこでいいことを思いつきました。
私が使ってるバッテリーはオプティマで、それは日本のバッテリーの規格サイズよりも背が低いんです。
そのため、日本の規格の高さに合わせるために「上げ底」を取り付けて使います。

私もその「上げ底」を購入して設置していましたが、外せば簡単に背が低くできます(^-^)

さっそく作業開始です!
バッテリーを外します。そしてカバーも外します。


バッテリーの土台は外さなくても良いのですが、何か汚いので掃除を兼ねて外しました。
ネジもサビサビです^^;ナンデダロ??


バッテリーの土台を外したら、車両側の汚いのがもろに目に入りました^^;
ハーネスを固定するネジ部分も妙に錆びています。。


出来る限り綺麗にして、錆び部分はワイヤーブラシを当ててタッチペンで塗っておきました。


そしてバッテリーの土台を元通りに取り付けます。
固定ネジはストックからまずまず綺麗なのを引っ張り出して取り付けておきました。


話がそれましたが、これがバッテリーの上げ底です。たしかハイトアダプターという名称だったかと思います。

爪で引っ掛かるような仕組みで簡単に脱着できるので、パカッと外しました。

その状態でバッテリーを土台に乗っけてみます。
この高さならカットターミナルを付けてもボンネットとの干渉はなさそうです(^-^)


次に加工が必要なものがあります。
バッテリーを固定するステー(棒)のネジ山が純正のままだと足りません。


なのでネジ山をダイスで作ろうと思います。
バイスに挟んでダイスでグリグリとネジ山を延長していきます。

※汎用品(エーモンなど)で全ネジタイプのステーも売ってるようです。

純正と比較したらこんな感じです。


そして軽く防錆処理として、ジンクリッチでプシュっと塗装しておきました。


次の加工は、バッテリーカバーです。
バッテリーの固定金具が低い位置になるため、カバーもそれに合わせて削っておきました。
ハーネスが入る部分も同じように削っておきました。


そしてカバーを付けてステーを当ててみると、バッチシです(^o^)

本締めしておきました。

いよいよ主役のバッテリーカットターミナルの登場です^^ ここまでの道のりが長かった。。(笑)


バッテリー側の端子も磨いて、しっかりと締めつけて固定しました。
そしてカットターミナルに車両側のマイナス端子(ハーネス)を固定します。
他にも電源ケーブルやHID配線、アーシングなど一通り(適当に?)戻しておきました。

(注) 写真のオプティマですが、端子の位置が日本の規格で言う「R」の位置にあります。
FCは普通は「L」規格(「+」と「-」がRとは反対)なので、もっと左端(イグナイター側)に端子があるはずです。
D23Lとかの「L」のことです。私は過去に間違えて「R」を買っていたようです(^^ゞドウデモイイデスガ


これでカットターミナルの取り付け完了です(^o^)丿


とりあえずこのまま満足しようと思いましたが、もう少しすっきり整理したいと思います。
まずはボロボロの純正バッテリー端子(車両側マイナス端子)を取り換えようと思います。

エーモン製の銅?でできたやつをチョイスしてみました。

純正のハーネスの根元をプッチンとカットします。


そして20mmぐらい被覆を剥いて、折り返して10mmぐらいの長さにしました。(電線の太さをかせぐためです)。
そして端子のネジを締め付けてケーブルを固定します。(写真右)


それをカットターミナルにはめて締め付けておきました。
他にもオーディオ電源ケーブルやHID用の配線などを元に戻して作業完了です(^o^)丿


これでイジリ〜の時も簡単にマイナス端子をカットできますし、長いこと乗らない時も簡単にカットでき便利になりました^^


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