リヤブレーキの16インチ化


2005年8月

リヤブレーキの効きを強化するため、リヤブレーキディスクのサイズアップを図ることにしました。
キャリパーを外側にオフセットするキットが各社から発売されていますが、私はグローバルというショップの「リヤビッグローターキット」を購入して付けることにしました。純正が15インチ対応のディスクサイズに対して、このキットは16インチ対応にサイズアップするものです。
17インチにするか16インチにするか最後まで悩みましたが、フロントブレーキがノーマルのため16インチモデルを選びました。

キット内のディスクはおそらくRAV4用です。


こちらがキャリパーを外側にオフセットさせるブラケットです。
必要なボルト類も全部キットに入っています。

まずは純正のキャリパーを取り外します。

ブラケットごと最初から取り外しても良いのかもわかりませんが、
私はまずキャリパーを取り外し、キャリパーブラケットを取り外しました。


ひもは外したキャリパーをぶら下げているだけです。


ブラケットの固定ボルト2箇所をゆるめて外します。


外したキャリパーブラケット

次にブレーキディスク(ローター)を固定しているネジ2箇所をゆるめて取り外します。
このネジが結構固く、力ずくでまわすだけだとプラスの溝をなめそうでした。
インパクトドライバーでもあれば良いのでしょうが、この作業のためだけに買う気になれません。
そこで貫通ドライパーを使いハンマーで衝撃をあたえて慎重に力を入れてゆるめる、といった感じで作業したらうまく緩めることができました。


ディスクは固着もなく、取り外し用のネジ穴にボルトをいれていけば簡単に外れました。
外した純正ディスクと今回取り付けるローターの比較です。
純正が276φで今回取り付けるのが302φです。効きの違いに期待大です!(^o^)

ディスクサイズが大きくなるため、干渉するバックプレートを金切りバサミでジャリジャリカットします。
オフセットブラケットのネジ穴が来る場所もカットします。

新しいディスクを仮あわせしてみたところ問題発生!(・・;)
私のFCはABS付ですのでハブの奥側に溝がきってあるディスクや車速センサー?みたいなものが付いています。
その車速センサーが新しいディスクに干渉し奥まで入りません。。。ブレーキディスクの内側の内径が違うからでしょうね。
どうしようか一服しながら5分間悩んで...ABSセンサーを取り外すことに決定!(この時点でABS撤去を決断しました)


センサーは圧入されているだけみたいなので、ドライバーなどを当ててハンマーでたたき出しました。
(センサーを再利用する人はもっと丁寧に外す必要があると思います)

配線は室内まで引き込まれているので、固定ネジなどを外し配線すべてを撤去しました。
(いちおうエンジンルーム内のABSのヒューズを抜いておきました)

次にキットのオフセットブラケットを取り付けます。
もともとキャリパーブラケットが付いていた穴にオフセットブラケットを取り付けます。(黄色矢印:ボルト2箇所)


こっちに純正のキャリパーブラケットを固定することになります。(ピンク矢印:ボルト2箇所)


そして新しいディスクをはめて貫通ナットで仮固定し、キャリパーブラケットをオフセットブラケットに組み付けます。


キャリパーを元どおりに組み付ければとりあえず完了です。


最後に車体側を加工する必要がある場所があります。
この16インチキットは、キャリパーを斜め上に移動するような感じで外側にオフセットされます。
だから純正よりもキャリパー位置が少し上になるため、サイドブレーキワイヤーがボディに干渉する可能性があります。
車高を落としている場合はなおさらです。(加工する場所は電話でグローバルさんに聞きました)
ボディ側を一部削って「逃げ」をつくってます。

ピンクで囲んでいる部分がサイドブレーキワイヤーで
黄色でかこんでいる部分が削って「逃げ」をつくった箇所です。(画像が見にくくてスミマセン)
サスが沈み込むとワイヤー側(キャリパー側)は当然上にあがってくるので干渉する可能性がある、ということです。

ジャッキでブレーキディスクを持ち上げて干渉の確認をしながら何回も削りました。
サスがストロークする寸法なども考慮して削りました。

もう1箇所の加工場所はサイドブレーキワイヤーをキャリパーに固定する金具です。
ワイヤーがもう少し下に固定できるように、この金具を外して根元をグラインダーで少し削りました。

ここまでする必要があるのかどうか分かりませんが、ワイヤーがボディと干渉するのはイヤなので念のために行いました。

タイヤを付けてジャッキをおろして作業完了です!

今回このビッグローターキットを取り付けた後の感想です。
16インチ対応のオフセットブラケットは「キャリパー位置が少し上になるのでサイドブレーキワイヤーとボディとの干渉が気になる」というのがあります。
17インチ対応のキットを買ってFDのブレーキディスクなどを流用すれば、キャリパーの位置はそのまま外側にオフセットされるだけで上方には位置しないので、サイドブレーキワイヤーの干渉は気にならないと思います。
しかし17インチ対応のキットの場合は
 「16インチのホイールが使えない場合がある」、というのと
 「FCのハブにFDのローターをはめ込むためにハブを1周削り落とす(小径化する)」、
 「キャリパーを一部削る」
といったような作業が発生するみたいです。

でもどっちにしても削る作業が必要だったのなら17インチ対応でも良かったかなと思ったり思わなかったり。

取り付け直後はディスクの塗装がむけていないので、慣らしも兼ねてゆっくり運転しました。
ある程度の距離を走行して塗装がむけた後に、ブレーキクリーナーでディスクをきれいにしておきました。

肝心のブレーキの効きですが...実はこの時点ではあまり体感できませんでした。(ーー;)
ブレーキフルードの交換やエア抜きなど当分やっていないので効力を発揮しなかったのでしょうか。。。
でも後日行ったABS撤去やブレーキホース交換、フルード交換とエア抜きなど一通り行ったあとはとても満足できる効きになりました。
走行会ではサイドブレーキの効きがあきらかに良くなっているのがわかり、サイドを効かせやすかったです(^O^)
普段からちゃんとブレーキのメンテを行っていれば、交換した時の効果は体感できるんじゃないかと思います。

inserted by FC2 system