ステンメッシュクラッチホースへの交換


クラッチホースをステンメッシュのタイプに交換した記録です(2008年10月)

圧着力(踏力)の強いクラッチカバーに交換するとフルード漏れを起こすという事例があるノーマルクラッチホース。
私は今までずっとノーマルクラッチだったので特別意識したこともなかったのですが、
クラッチを交換する際にリフレッシュを兼ねて、ステンメッシュのタイプにしてみました。

※ここで紹介する作業は私が独自で考えてやった内容です。私はレリーズシリンダを取り外して作業していますが、
必ずしも取り外さないと作業できないわけではないかもしれません。


それでは作業に入ります。
クラッチホースはオイルエレメントの奥の方にあります。まずはインタークーラーを外します。


そしてクラッチレリーズシリンダを固定しているボルト2本を外します。ユニバーサルジョイントを使わないと回しにくいです。


ボルトを外したら、シリンダを引っこ抜きます。


次はホース側を外します。
固定しているクリップを引っこ抜きます。そしてフレアナットをレンチで緩めて外します。


ドバドバとフルードが出てくるわけではありませんが、車両側には念のためメクラをしておきました。


ステンメッシュホースとのツーショットです。
オークションで最安値だと思われる、exactというメーカーのにしました(^^;ダイジョウブカナ?


作業するにあたって、へんちくりんなものを木材で作りました。
シリンダを固定し、またピストンを受け止める役目をするものです(^^;


ここのホース根元のナットを緩めるのも、シリンダが固定されてるとラクにできます。木材はバイスの役割もしています^^


外して見て「え?」と思ったのが、この接合部分です。
てっきりテーパー勘合のフレアナットだと思っていたんですが、この部分だけは違いました。
アルミワッシャー(パッキン)でシールされた「面」での勘合のようです。


純正ホースの代わりにステンメッシュのホースを取り付けます。
エア抜きが少しでもラクになればいいかなと思い、ホース内をフルードで満たしておくことにしました。
適当な容器にフルードを入れて、ホースの反対側を漬けて、チューチュー吸い込みます(笑)
直接吸うと、口の中にフルードが入ってきそうなので、透明なホースを介して慎重に吸いました(^^;


そしてシリンダに固定するわけですが、先に書いたようにこの部分はテーパー勘合ではありません。
でも社外品のステンメッシュホースの継手部分はすべて普通のフレアナットのようです。。
とはいえ、取り付けるしかないので、手持ちの銅ワッシャー(ブレーキラインとかに使うパッキン)を使って締め付けることにしました。


このナット(継手)、座面の面積が純正よりも少なく、シール性が劣りそうですが、まあ問題ないでしょう。


ホースの中には先ほどチューチュー吸い込んだフルードが入っているので、こぼさないように車両側も締め付けます。


次はエア抜きです。フルードは全交換しようと思います。右の写真は廃油受けのペットボトルとワンマンブリーダーホースです。


普通は、レリーズシリンダを車両側に取り付けてからエア抜きとかをするんだと思いますが、このまま作業します。
そのためにピストンを受ける角材を付けてます。そしてワンマンホースをブリーダープラグにはめ込みます。


レリーズシリンダのブリーダープラグを少し緩めてから車両に乗り込み、クラッチペダルをパカパカ何回も何回も踏み込みます。
クラッチマスターの液を切らさないように、フルードを補充してはペダルパカパカの繰り返しを何度も何度もやりました(^^;


エア抜きがちゃんとできたら、ブリーダープラグを締めつけて、ワンマンホースを引っこ抜きます。
※土台の板が濡れてるのはエア抜き中にワンマンホースがシュポっと抜けてフルードをこぼしたからです(^^; 作業時はホースバンドを併用しましょう(笑)



最後に確認作業です。
これは本来、クラッチペダルのストローク調整やストッパーの位置調整を行った時に確認すべきことなんでしょうが、
先日クラッチペダルまわりのリフレッシュを行ったばかりだったので、念のため今回確認することにしました。

クラッチペダルを踏んでいない時は、レリーズシリンダ内〜マスターシリンダのカップ内まで貫通した状態じゃないといけません。
ピストン先端をぐい〜っと押してみて、液面が上がれば貫通しているのでOKだと思います。


もしいくら力を入れてもピストンが縮まず液面も上がらない場合は、最初からマスターシリンダを押しすぎてることになるみたいです。
その時はクラッチペダルとリンクしているマスターシリンダを押す棒(図中D)を縮めてやるか、
ペダル自体が手前にくるように、ストッパー(図中A)の位置を調整する必要があるみたいです。
※逆にペダル(ピストン)がに手前に来すぎている場合は、伸ばすように調整をします。


ヘタクソなマンガで説明するとこんな感じです。
フルードは温度が上がると膨張するらしく、その膨張分を受け止める役割がカップのようです。
なので、クラッチを踏んでいない時は、必ずカップ内と貫通していないといけないみたいです。

※最終的にはクラッチの切れる位置を実際に確認しながら調整するのが一番だと思います。


かなり脱線しました(^^;
取り付け作業に戻ります。クラッチフォークとの接触面にグリスを塗っておきました。


そしてボルト2本で固定します。(コンデンサ?付きのアース線を共締めするのを忘れないように)。


ステンメッシュホースですが、この赤いビニールの被覆には「exact」とメーカーロゴが印刷されています。
最初はただの飾りかと思っていましたが、ヒーターホースと接触するので、その保護のように思います(たぶん)。


私はさらに保護被覆をしようと思います。HKSのインタークーラーを付けているので、ホースと接触しそうだからです。
ホースは外径が約6.5mmだったので、内径Φ7mmのビニールチューブを用意し、一直線にハサミを入れました。


そして切れ目が表から見えないようにホースに被せて、両端をタイラップて固定しておきました。
透明なビニールチューブなので写真では見えにくいですが、被せてあります。
インタークーラーとのクリアランスは右の写真のような感じです。


インタークーラーを元通りにして、最後にちゃんとクラッチが切れるか確認できたら作業完了です(^o^)丿


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