クラッチマスターシリンダのオーバーホール 


クラッチマスターシリンダをオーバーホールしました。その記録です(2015年5月)

クラッチマスターシリンダですが、ディーラーにてちょうど10年前(2005年4月)に新品交換してもらってました。
距離にするとたった28000km。


クラッチが切れないとか具合いが悪いとかそういうことはありません。
根本のバルクヘッド部分の塗装がフルードでけっこうやられてるのでもしかしたらフルード漏れを起こしているのかもしれないのでそこが気になっていました。



さっそく作業に入ります。
タンク内のフルードを注射器で吸い取りました。


パイプのジョイント部分を外して栓をしておきます。


室内の足元にまわって、シリンダを固定しているナット2個を外してシリンダを引っこ抜きます。


塗装はかなり下の方まで剥げてサビも発生しています。
フロントパイプがあるからシリンダが熱でやられやすいのだろうか。
シリンダからのオイル漏れは見うけられなかったので塗装剥げは昔の名残りか??


研磨スポンジで錆を軽く落としてから、サビチャンジャーを塗りました。 綺麗に?黒くなりました。


その上から普通の油性ペンキの赤で筆塗りしておきました。サビ対策はとりあえずOK



本題のマスターシリンダのオーバーホールの作業に入ります。
カップは力ずくで引っこ抜きました。


そしてスナップリングを外して中のシリンダーを取り出します。


カップ用のゴムブッシュも引っこ抜きました。
ブッシュ取付け部は少しサビが浮いていたので研磨スポンジでこすって落としてメタルコンパウンドで磨いておきました。


シリンダをパーツクリーナー&ブレーキフルードで綺麗にしておきました。


シリンダ本体をサッシュコート(半ツヤの黒スプレー)で塗ってボディも綺麗に。
これで組立準備OK


カップを引っこ抜く時に力が加わって白化してしまったので、新品を使うことにしました。


オレンジ色のグリスを塗ってブッシュを押し込み、それからカップも押し込みました。
(オレンジ色のグリスとはブレーキマスターインナーパーツキットに付属していたグリスのことです)



シリンダのインナーパーツキットの組みつけに入ります。構成図です。


バラした時の逆の手順で新品のインナーパーツキットを組み付けました。


ガスケットも新品を使用しました。シリンダ固定ナット2個も元通りに固定。


タンクにフルードを入れてエア抜きするわけですが、車両側のクラッチのパイプと接続する前にマスターシリンダ自体のエア抜きを先にしようと思います。
手頃なパイプの廃品を引っ張り出してきてシリンダに繋ぎ、ホースをさしてから注射器でチューっと吸ったり
ペットボトルにホースを入れてペダルを踏んだりしてエア抜きを行ないました。。


最後に車両側のパイプと元通りに接続。そしてレリーズシリンダ側からもう一度エア抜きを実施。


オーバーホール完了です。
バルクヘッド側の塗装が剥がれて錆びていたのが気になってたのでスッキリしました。


最後にペダルの遊びの調整とアシストスプリングの調整をして作業完了です。



特にこれと言って難しい作業はなかったですが、あちこち綺麗にしようと思うと時間がすごくかかりますね。
エア抜きもめんどいですし。それと運転席足元に頭を突っ込んで作業する姿勢はやっぱキツイです。。

レリーズシリンダーもそのうちO/Hしておきたいですね。

以上です。


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