イグナイター用のコイル交換


イグナイター用のコイル(のみ)を交換した記録です(2017年3月) 183,000km

中村さんのブログ等の影響でRX-7のコイル交換が定番作業となってきました。
FC乗りの中でもけっこう交換されてるかたがおられると思います。
この部品はイグナイターコイルというASSY品みたいでL側とT側を合わせたら20数万円になる非常に高価なパーツです。


交換したいと思いながらも値段が値段なのでなかなか購入できるものではなく、考え出してから7~8年は経ったかと思います。
コイルのみFD用を流用するなどの方法もあるみたいで、実践されてる方々もおられます。
私も程度の良さそうなFD用の中古コイルを買って交換してみようかとずっと考えておりました。

しかし今現在ではFD乗りの方の走行距離も年相応に増えてきました。
そういった車両のコイル交換率がかなり高いと思うので中古で出回っていても使用距離等考えたら「使い古し」感が否めない。
いくらFC用のコイルよりも新しいにしても、せっかく交換して結局不安が残ってしまったら何の意味もない気がしてしました。

FC用もコイルだけ交換できればいいのに、と考えながらパーツリストを見てみたら「コイル単品」で部品がありました。
これならなんとか買えるのではないかと考えはじめました。

そしてFC用とFD用の新品コイルの価格を比較してみました。(L側×1個とT側×2個の総額)
FC用が8万円ちょいFD用の方が7万円弱。思ってたよりも差がない。
この差額をどう考えるかですが、これぐらいの差であれば綺麗にFC用のイグナイターと合体し配線もボルトオン(当たり前ですが)なFC用のコイルがいいかなと自分は結論付けました。

前置きが長くなりましたが、写真は新品のコイルです。
T側はT1用とT2用の同じものが2個。 L側はL1とL2が一緒になっているものが1個。
・リーデイング側 N339-18-100 32,800円 × 1
・トレーリング側 N338-18-100 20,600円 × 2



さっそく交換作業に入ります。まずはT側。


プラグコードを引っこ抜いて、ナット3箇所を緩めてIGコイルを持ち上げます。


コネクタが2個あるので外しました。


このコイルは163,000kmの時に、72,000kmのGT-Xから外したと言われる中古を買って取り替えて使っていたものです。
現在183,000kmなので2万km使って92,000km使っていることになります。
私が持っているIGコイルの中ではこれが一番程度が良さそうなので、イグナイターはこれをこのまま使おうと思います。


コイルの取替に入ります。まずは端子カバーを外して・・・


端子のナット4本を外しました。


イグナイター本体の土台に固定されているコイルを外していきます。(ビス4本)


裏返してもう1個のコイルも同様に外しました。


抜け殻(イグナイターのみの状態)





それなりに汚れていたので、せっかくなので綺麗にしておきました。


T側用の新品コイル2個


当たり前ですが端子が綺麗です。


逆の手順でコイルを組み付けていきました。


端子は接点復活スプレーで拭いてからナットをしめておきました。
(写真に見える露出部分の端子は茶色くなっていますが、ナットの下は綺麗な金色です)。


コイルだけ新品になった状態。T側はこれで組み替え完了。


逆の手順で車両側に組み付けておきました。


プラグコードも元通りに。


気持ちが先走り過ぎて端子カバーを付けるのを忘れていました(^_^;) せっせと取り付けておきました・・・。





次はL側。
IGコイル本体を固定しているナットが奥にあるので工具をアクセスしにくいですが、ユニバーサルジョイントなどを使い取り外しました。


T側と比較したら非常にコンパクトです。


端子2箇所を外します。


コイルをイグナイターの土台から外します。 こちらもビス4本。


新品のL側用コイルです。


綺麗です。当たり前か・・・。


こちらも元通りに新品コイルを組み付けました。コネクタや端子など同様に接点復活スプレーで拭いておきました。
コイルに貼ってある品番のシールがなくなり のっぺらぼうな感じが違和感あります(笑)


ナット3箇所で固定。コネクタも元通りにはめておきます。


プラグコードをつないだら作業完了です。






以上です。


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