アーシングの見直し
アーシングは以前から自分なりに適当にやっていたんですが、このたび見直しをしました。その記録です(2017年3月) 183,000km
これは純正のアースポイントです。
今まではこの4箇所のアースポイントに全部つながるように長~い電線をはわせまくっていました。
他にもIGコイルやオルタなどあちこちへ施工していました。
マンガで描いたらこんな感じです。
見えないように配線を隠して施工していたので「見た目のウザさ」はありませんでしたが、やり過ぎかなと思っていました。
そして中村さん(中村屋)のブログを見ていたら、ポイントを押さえてアーシングすれば良いと書いてありました。
下手につなぎすぎるとノイズの原因になるだけみたいですし。。
そして自分なりに考え直して、下図のように簡潔に変更することにしました。
まずはすべてのアーシング(自分でしたやつ)を取り外しました。
次にまず「バルクヘッド純正アースポイント~ミッションのベルハウジング」間のアース線ですが、
今まではミッションアース部分から3又にしてアースしていました。
今回はそれを取り去り純正と同じ状態に戻しておきました。
次はスロットル周りやローターハウジング辺りを作業します。
邪魔なものを外しました。
私は純正インタークーラーを社外品(HKS)にしているので、インタークーラー用ステーも取り外しています。
でもこのステーがアースの仕事をしていたのではないかということで、ステーの代わりにアース線で短絡しておこうと思います。
(中村さんのブログにFDのコイルステーが同じような役割があると説明されていたので)。
下の写真のように4箇所の○印がこのステーでつながっている(短絡している)と思います。
上記4箇所のうちの3箇所はこのローターハウジング付近の2箇所とスロットルアダプタ固定ネジ1箇所です。
アース線(電線)の準備をします。
オーディオで使っているGND線を使いました。あちこち採寸してカットし、端子を取り付けました。
これはIGコイルのステーに繋げるアース線。
バッテリーのマイナス端子からL側とT側の2箇所につなげるため2又仕様にしました。
これはT側IGコイルステーからハウジング後側へ繋げる線。少し長いです。
端子はすべてカシめた後に半田付けしています。
これはハウジングの後側と前側を繋げる線。短いです。
まずはバッテリーのマイナス端子に2又の線を固定。そして片方をL側IGコイルステーに固定。
2又のもう一方の線はストラット周りをはわせて、、
プラグコードが束ねてある下側のあたりをはわせて、、、
T側IGコイルステーに共締めしました。
その共締め箇所に別の長い線も共締めしてバルクヘッド側へはわせていきハウジングへ向かいます。
バルクヘッドをはわせてきた線をハウジング後側へボルトで固定。(本来はI/Cステーの固定穴です)。
ハウジング後側と前側の間も短い線で繋ぎました。
ハウジング前側からスロットルアダプタ固定ネジへの短絡は電線ではなくステーを作って繋ぎました。
そしてハウジング前側からはもう1箇所電線をつないでオイルレベルを見るツマミの近くへはわせて純正アースハーネスと接続しました。
少し引いてみた写真だとこの場所です。ここに純正ハーネスのアース部分があるのでそれと接続です。
地味な作業ですが、これ作業完了です。
以上です。