フロントリップの破損修理 ~その5 塗装~


破損修理したエアロマジック製のリップと、新たに買ったチャージスピード製のリップの塗装をしました。その記録です。(2018年4月)

2ヶ月ぐらいかかりましたが、ようやく塗装に入ります。
塗装はもちろんスプレーガンを使ってのウレタン塗装をしたいと思います。
(ウレタン塗装という表現が正しいかどうか分かりませんが、よくある缶スプレー塗装ではないという意味です)。



スプレーガンでの塗装は綺麗に仕上がるのは良いのですが、段取りに手間がかかります。
まず塗装する場所の養生。ガンや溶剤、塗料等の準備。そして塗装そのものの時間。塗装後のガンの洗浄や片付けなどなど。

これらのこと(時間)が私にとってはすごく問題で、「休日を使って作業」とかいうのがなかなかできません。
せめて半日でも、、と思いますが難しい。。
なので破損修理も夜間に少しずつ進めてきたわけですが、塗装も夜にできないか??と考えました。

最近は夜でも気温が上がってきて10度超えがある日もあります。
桜の開花も迫ってきているし、FCにリップを付けた状態で写真を撮りたい。
そういう理由もあり、夜に塗装ができるように準備しました。

倉庫の一角を養生して、コンプレッサーや塗料や道具一式を事前に運びました。
そして屋内でも塗装できるように大型の扇風機(工場扇)をゲッツ。
窓をあけた状態で工場扇を回して塗装します。
塗装のミストは多少は床面に落ちますが、かなりの部分を工場扇が外へ排出してくれます。
またこの時期(春先)はまだ虫が出ないので窓を開けていても大丈夫。

その風景はこんな感じです。


話しが逆転しますが、塗装前に戻って2つのフロントリップの比較。
上がチャージスピードで、下がエアロマジックです。


チャージスピード製はダクト部分の面積がかなり大きいです。



塗装ですが、以前ぺいんとわーくすさんで買ったやつを今回も使います。
・プレソルで脱脂
・ベース塗装(ブレイズレッド)はプロタッチ
・シンナーは室温に合わせて速乾型と標準型を混ぜて使用
です。


コンプレッサからいったんフィルタレギュレータにつないでスプレーガンへ。




まずはブレイズレッドを塗装。1液型なのでシンナーで希釈してガンで吹くだけです。
捨て吹き(?)を含めて4度塗りぐらいしました。ダクト部分のような細い穴は塗るのが難しい。。


1時間もすれば次はトップコートの塗装です。
ロックペイントの「ハイパークリヤーS」。 硬化剤が3対1の比率のやつです。今回クリヤーだけはぺいんとわーくすさんで買いました。



3度塗りぐらいしました。
エアロマジック製とチャージスピード製のを交互に塗ったので合い間の乾燥時間で無駄な時間をつぶすことなく塗り続けれました。

クリヤー塗装完了の写真。エアロマジック製のリップ。







こっちはチャージスピード製のリップ。





翌日、硬化後に並べて写真を撮りました。


所々ホコリが付いていたりしますがOK。



せっかく直したので、愛着のあるエアロマジック製のリップを取り付けました。


2ヶ月ちょい作業にかかりましたが、直って良かったです(^^)




これでやっと桜との写真を撮ることができました(笑)
写真はこちらにUPしています。


以上です。


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