ファイナル4.3への換装 〜 その6 バックラッシュの再調整 〜 


LSDの組み付けを行った記録です(2007年3月)

せっかく組み込んだデフですが、うなり音の原因究明と対策を行なうため、またまた降ろしました〜(汗)

くやしい気持ちでパワーを出し、デフおろしもイッキです!!さすがに慣れてきました(^-^;)


オイルを抜いて、ドレンボルト付着の鉄くずもチェック。特に問題なさそうです。。


ケースを外して、異常がないか目視チェックします。う〜ん、特に異常なし(^-^;)


バックラッシュのバラツキ原因も調査すべく、リングギヤを外します。合わせ面に異物を挟んだ形跡はなさそうです。。


再度、組み付ける準備をします。リングギアボルトにこびりついたネジロック剤を丁寧に取り除きます。


リングギアとデフの合体する面も丁寧に綺麗にします。手で触ってみて突起部分やバリ等ないことも確認しました。


いざ、再組み付けに入ります。今回はネジロック剤をネジ穴側とボルト側の両方につけました。
そしてネジ穴を合わせてそ〜っとリングギアをはめ込み、ボルトで仮固定し、その後バイスに挟んで均等に締め付けていきました。


左右が混ざらないようにわけた部品をデフキャリアの横において段取りしておきます。


デフ玉をつけて、まずはサイドベアリングのプリロード調整をします。前回キツすぎたのかもしれないので、プリロードゼロの部分を慎重に感じ取りながらそこから1ノッチだけ締めて、ベアリングキャップのボルトを規定トルクで締め付けました。


そしてバックラッシュを測ります・・・・・しかし、一箇所だけどうしても値が小さい箇所が出ます。。
う〜む。異物は挟んでいないはずなんだけど。。
今度こそは納得するまで(あきらめがつくまで?)作業したいので、とりあえず値が小さい部分にマークしておいてまたばらすことにしました。


インパクトレンチでイッキに外します。ボルトの清掃もまたまたしないといけません。。(*_*)


バラシ中にふとコンパニオンフランジを回してみました。なんか固い。。最初が固い。回し始めると普通に回りますが最初が固い
手で感じ取るように回してみたら、なんかベアリングのグリグリ感が伝わってきます。ピニオンのベアリングが原因なんかな〜とも思い始めました。
ちなみに今まで取り付けていたMZの方のデフASSYではスムーズに回転することを確認しました。


気になるので、プリロードを測ってみることにしました。小型ラチェットに塩ビパイプをつけて、ばね測りで測定してみます。
コンパニオンフランジのプリロードは9〜14kg/cmです(ナイトさんのBBSで見た値)。
1mの棒で換算するとプリロードは、90g〜140gです。ということは50cmだと180g〜280gで回り始めるということですよね。

測定結果は、50cmのところで750gです。。数値で判断してもやはり固いです。なんとかせねば(汗)

その7 〜ピニオンの分解〜 へ続く。


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