フロアサポートバーの取り付け


(2006年1月)
ボディ剛性UPをはかるべく補強パーツをいろいろと物色していましたが、選んだのは、取り付けやすさと効果が一番よさそうなDo-Luckフロアサポートバーです。オークションで長い期間気長に狙い、ついにゲットしました。この商品にはスチール製とアルミ製がありますが、今回入手したのはアルミ製です(^-^) 

※真ん中の金具は写真では1つですが2つあります。

取り付け方法がわからないので、取説をFAXしてもらおうとメーカーへ電話してみたのですが、FAXサービスはないとのこと。でも電話での対応は出来るとのことで、取り付け方法を聞いて、うろ覚えで作業にとりかかりました。

まずはサイドステップを外します。室内のネジをはずしてフェンダー内のタイラップをプッチンと切るだけです。

車両フロント下側のサービスホールに付属のステーを通します。
フロントのジャッキアップポイントのちょっと内側にカバーが2つありますので取り外します。


そこへこの金具を忍び込ませます。電話で聞いてはいたのですが、入れる方向や場所が理解できてなくて悩みました。。
大きい穴から金具の細い方を突っ込んで奥側の小さい穴へ飛び出させれば良いわけですが、これがなかなか難解です。
この金具を通すだけで30分近くてこずりました(大汗)


コツが分かれば簡単です(^^) 力技でまっすぐに奥側の穴に向かって入れようとしても入りません!物理的に無理があります。
私が使った方法は、まず表裏だけは維持して適当にこの金具を穴の中に全部入れ込んでしまいます。そして奥側の穴からマグネット付きのピックアップツールを使って金具を捕獲します。そしてソロ〜っと引っ張ってから頭を出します。

反対側(助手席側)は簡単に通すことができました(^o^) 要領は一緒です。

リヤ側はシートベルトの固定ボルトとリヤのメンバーブッシュ?ブラケットのボルトで共締めします。
写真左が運転席側で、写真右が助手席側です。(写真内の下の矢印がシートベルト側です)


ここから運転席側の作業紹介になります。まずはメンバーブッシュブラケットの固定ボルトと共締め(仮固定)します。
フロント側から固定すると、この部分がうまく入らないかも知れません。(私のはそうでした)


次にフロント側を仮どめします。先ほど通した金具のナット部分に付属のボルトで固定。


そして次はシートベルトのボルトに共締めします。
純正ボルトのままではネジ部が底面に飛び出していないので取り付けできません。首下の長いボルトに変更する必要があります。しかしネジのサイズが特殊で近辺の店には売っていませんでした。(7/16インチサイズ)

そこで時間はかかりますが作業を中断してネットオークションで探して新品を購入。首下「45mmのアイボルト」「38mmのアイボルト&ナット」をそれぞれ2本ずつ買いました。まずなんでアイボルトにしたかは、7/16サイズのボルトを見つけることができなかったからです(車内に突起物が出るので本当は普通のボルトが欲しかったです)。シートベルト用のアイボルトは7/16サイズが出回っています。このての規格サイズなのでしょうか。ただし45mmくらい長いのは出品者が限られます。
2本でよいのですが4本買った理由は、首下45mmのものにはナットとのセットがなかったからです。。。(ナットをゲットするためだけにセットを買いました ToT)

シートベルトの純正ボルトに替えてアイボルト(長い方)を入れます。

アイボルト(首下45mm)に交換したことで、ボディ下面にネジ部がでっぱります。そこにスプリングワッシャとナットでサポートバーを仮固定します。

この時点で仮固定した3箇所をまともに締め直しました。

サポートバー両端の固定が済んだら、今度は間の2箇所の固定作業に入ります。
メーカーに電話で聞いた時、間の2箇所はお好みに応じて固定しても良いし固定しなくても良いみたいです。
私は固定することにしました。

両端の固定は済んでいるので、間の穴位置は現物あわせになります。
サポートバーの穴位置にあわせて下からドリルで穴をあけます。当然、車内に貫通するわけです。
本来、シートを外してカーペットをめくって固定部のアンダーコートを剥がして・・・みたいな手間な作業が入ると思いますが、私は面倒くさいのでそのまま作業しました(^^ゞ
※貫通部分に配線などが通っていたらいけないので、そこら辺は確認してから作業しています。

1箇所目は運転席横のやや前よりになります。
ドリルで穴をあけた位置にあるカーペットを「コの字型」にカットして、そこへボルトを突っ込みます。


そして下面からナットで固定します。ボルト・ナットは市販の適当な長さのものを使いました。

続いて、2箇所目の位置は運転席横のやや後よりになります。ここはカーペットをめくってボルトを通しました。

シートをつけたまま作業しているので、非常にやりづらいです。。

裏からナットで固定します。


書き忘れましたが、サポートバーとボディの間にスキマができる場合、私は建築用の角座金をスペーサとしてはさんで固定しました。(ピンクの矢印部分)

これで運転席側は取り付けが完了しました。助手席側も同じ要領で2箇所とも固定して作業完了です!

【フロアサポートバー装着後のインプレです】
ハードな走行をしていないので、街乗りでの感想になりますが、曲がるときにボディがよれる感じがなくなりました。
ボディ剛性が上がったような感覚です。今時の車を運転してFCと比較した時に、FCとのボディ剛性の違い(FCの剛性の弱さ?)を感じていたものですから。。
2ドア車はドアが長いので開口部が広いことから、この部分の補強は効果があるような気がします。サイドシル部にウレタン充填で補強する方法もよく聞きますが、フロアサポートバーの場合ボルトオンなのでお手軽です。実際、ドリフトなどをしてみた時にどのような効果があるかは???です。
某雑誌のインプレ(FCではありませんが)で、「じわじわと限界が現れて動きが予測しやすい」みたいなことが書いてあったのでヘタクソな私にはちょうどいいかもしれません(^^ゞ


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