ミッションオーバーホールの道
〜 その5 FC3SアンフィニW ミッション分解開始 〜
FD3Sのミッション分解もようやく終わり、アンフィニくんのミッション分解に入りました。その記録です。(2008年4月)
これは以前、解体車のアンフィニくんから降ろしたミッションです。
このミッションをオーバーホールして、さるFCに載せるのが今回の目標です。
なかなか作業にとりかかることができない時に、合間をみてミッションケースを綺麗にしたりしてました。
以前よりはかなり綺麗になってると思います。
作業に入ります。まずはミッションオイルを抜きます。
ニュートラルスイッチ取り外し。
バックスイッチ取り外し。
スピードメータドリブンギヤ取り外し。※このギヤはさるFCに付いていたファイナル4.1用のものです。
以前ファイナルを4.3に変更した時に、スピードメーター補正するためにドリブンギヤをアンフィニWのと取り換えっこしていたからです。
キャップボルト、スプリング、ボール取り外し。
ロック・スピンドル、カバー、スプリングを外します。
コントロールケースのカバーを外します。
エクステンションハウジングを固定している貫通ボルトを7本外します。今回もインパクトでラクしました^^
一か所ほど、インパクト用の厚いソケットがハウジングと干渉して使えないので、メガネで外しました。
ボルトの長さは5本が同じで、あと長いのと短いのが1本ずつです。
コントロールロッドをロー&セコ側に倒しておいてハウジングを外します。中はすごく汚かったです^^;
パーツクリーナーをかけまくって、奇麗にしました(^-^)
エクステンションハウジングを外したミッションです。FDミッション分解の時には無かった、どでかいカタマリがあります。
ダイナミックダンパというもので、主に3500回転時の「ミッションの歯打ち音を吸収して異音発生を抑える」という目的のものです。
しかし前期FCにはありません。FDになってからも廃止されました。なので今回私もそれに(それに?)習って外そうと思います。
次にシフトロッドエンドの摩耗状態を見てみます。素人めに見てもわかるような摩耗がみられます。
矢印部ですが、摩耗してる。。ってかエグれてる?!って感じです(^^;) これは要交換部品ですな。
次にエクステンションハウジングをバラしてみます。
コントロールロッドエンドのピンをポンチで外します。そしてロッドを抜き取ります。
これはロッドエンドです。シフトレバーの根っこが入る部分です。
穴の奥には汚れ(カス?)のようなものがたまってます。。
エクステンションハウジングから、チェンジコントロールケースを外します。
ボルト4本を外して、ロッドカバーごと取り外します。
ロッドカバーは手で引っこ抜くだけです。金属の筒の両端(接合部分)にゴムが付けてあるような部品です。
エクステンションハウジング側をざっと見た感じでは、特にひどい部品はありませんでした。
交換するとしたら、ロッドを新品に。それとロッドエンド内のシフトカラーを樹脂製→真鍮製にする、って所でしょうか。
〜その6 FC3SアンフィニW ミッション分解の続き〜 へ続く