マフラーの変更 フジツボ レガリスR


マフラーを変更しました。その記録です。(2018年1月)


マフラーですが、この先のことを考えてFC用の新品のラインナップがあるうちに、、ということで新調しました。

現在まで装着していたのはトラストのBLマフラー。静かな車検対応品です。


メイン太鼓が真円で地面からのクリアランスが稼げて車輪止めにも干渉しない。デザインも自分好みで気に入ってました。
唯一問題なのがサブタイコが出っ張っていて、地上最低高がそこだけ低すぎる感じです。


こんな感じでメインサイレンサーと路面とは結構なクリアランスが稼げます。


2002年から使ってきたので使用期間は15~16年ってとこでしょうか。
でも中古で買ったものなので前オーナーと合わせたらおそらく20年以上は使っているでしょう。
(2002年の交換時の写真。錆びたスチール製のメインパイプは耐熱塗装し、ステンレスのタイコは磨いて綺麗にしました。)




そして新しいマフラーの選定ですが、静かな社外マフラーが欲しいのでフジツボ 一択です。
でもフジツボ レガリスRにFC3S用が2種類あるので二択??

メイン70φのスラッシュテールにするか。
それともメイン60φのストレートテールにするか。

デザインはスラッシュテールの方がいい。
実際、トラストのマフラーの前はレガリスRのスラッシュテールを使っていました。

(2000年の写真。フジツボ レガリスR スラッシュテールを装着していた時。メインパイプはスチール製)


スラッシュテールはメインタイコが楕円でしかも写真のように位置が下がっていて駐車場の車輪止めに何度もぶつけてました。
(迷惑駐車にならないようにできるだけ車輪止めギリギリに駐車するよういつも気をつかっていました。)

吊りゴムだとどうやっても位置が下がるので、今思えば吊りゴムの代わりに番線やホースバンド等で締め上げれば
路面とのクリアランスは多少なりとも改善できたのかもしれません。(でもできればゴムで吊っておきたいところ)


ということで(?)、無難にレガリスRの細い方(ストレートテール)に決めました。
最近で言えばよっしーさんラ☆キさんも装着されてます。(マネです(笑))
hiroさんも以前変更された時にやはりストレートテールにされてますね。



年末に近い時期に注文したので出荷は年明けとのことでした。1月5日か6日か忘れましたが届きました。
「初荷」というシールが貼られてました。非常にめでたいです(笑)


FCには27~28年乗ってますが、新品マフラーを買うのは初めてです。それにオールステンレスマフラーも初めてです。
初めてづくしです。 届いた時は久々にテンションが上がりました(笑)




交換作業に入ります。




左の写真はサブ太鼓です。
右の写真はメイン太鼓の路面とのクリアランス。交換前に測っておきました。15cmでした。


触媒以降の中間パイプ(Yの字)とメインサイレンサー2本の取り外し完了。
マフラー出口の根元にクラックが入っているので、予備として保管するにしても溶接などしてもらって修正しておきたいところ。


久々に見るメタリットの内部。 パッと見 異常はなさそう。(棚落ちしていたらどうしようもありませんが)。




新しいレガリスの方の取り付けにかかります。
まず触媒とつながる中間のYの字パイプから。カタログ値で言う「60.5φ」から「50.8φ×2本」にわかれる部分。
手足が付いているので人形みたい??(笑)



寸法測定してみました。触媒と接続する部分。
フランジ自体の仕様は60.5φなのかもしれませんが、パイプ内径の実測値は「56.5φ」ぐらい。


こちらはメタリット触媒の内径。(写真は入口のものですがたぶん出口も同じでしょう)。
内径の実測値は「56.8φ」ぐらい。
メタリットも60φという仕様で販売されていましたがそれはフランジの仕様で、やはりパイプ自体の内径は56~57φぐらいのようです。


測定結果からすると、メタリット触媒とレガリスの中間パイプとは ほぼ同じサイズ同士の接続ってことになりますね。


次はYの字の出口側の寸法測定。カタログ値では50.8φですが、実測値(パイプ内径)は「47.5φ」ぐらいでした。
だからどうしたという内容かもしれませんが、参考(?)までに。




こちら付属品のガスケットとボルトナット類。メッキのスチールボルトです。(写真左)
でもせっかくのオールステンレスマフラーなので別途ステンレスボルトとナット、ワッシャー類を準備しました。(写真右)


メタリットに付属のガスケットをつけてYの字パイプを仮どめしました。


こんな感じ。マフラーハンガーもはめておきました。


そしてサブサイレンサーとメインサイレンサーが一体になったマフラー後半部分の左右です。新品なのですごく綺麗です。
メインサイレンサーがすごく細いです。出口も70φなので今まで使ってきたマフラーを比較するとすごく細く感じます。


そして取り付けました。とりあえずボルト類は仮どめ。



マフラーハンガー。一度交換しているので(と言っても十数年前だけど)新品交換はせずにそのまま使いました。


こっちのマフラーハンガーも同様にそのまま使いました。


メインサイレンサーを吊るマフラーリングも今まで使っていたものをそのまま使いました。(右側だけリングは細いのは社外品だからです)。




サイレンサー後部の路面とのクリアランスがトラストの時と変わらず15cmぐらいでした。
トラストの方がサイレンサーの径は大きいですがクリアランスは変わりませんでした。
マフラーハンガーのフックの位置関係からそうなるんでしょうね。まあこれだけあれば十分です。


こんな感じ。




接続部分のボルトナット類をひと通り本締めしていきました。




左側出口の方が少し下がってますね。それと右側出口は少し内側寄り??


これでマフラー交換が完了です!
エンジンをかけてみて音の違いが楽しみです。

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さっそくエンジン始動!
静かなマフラーということで定評があるのでさぞかし静かなんだろうと思ってましたが、結構な排気音がします!?

こんなハズでは。。。 これならトラストのままの方が良かった。なんでじゃろ??
少し様子を見ていたら、排気音がエンジンルームの下あたりからも聞こえてきてることに気付きました。


たぶんフロントパイプの接続部からと思い、せっせとFCをガレージに戻しました。


さっそく確認。やはりタービン出口との接続部分からっぽいです。
ナットが一つありませんでした・・・。
交換前までは静かだったので、マフラー交換した際にフランジ面が浮くような力がかかりわずかなスキマができて排気漏れしはじめたんだと思います。


ついでに遮熱板の固定部分が朽ち果ててもげていたので座金とかませて固定し直しておきました。


フロントパイプの固定ナットが脱落していたのは左下部分の1ヶ所だけでした。
でも他の2箇所もナットが緩んでいたので締め直しておきました。


これでもう大丈夫のはず。
最後エンジン始動!!

・・・がしかし、
排気漏れは直っておらず相変わらずの排気音の騒音が。。(^_^;)





とりあえずフロントパイプを取り外して接合面やガスケットなどを確認してみることにしました。

O2センサーを取り外しておいて、タービン側のナット3ヶ所と触媒側の2ヶ所のボルトを取り外し、フロントパイプを外して見ました。


タービン側の写真。


丸で囲った部分が白くなっています。今までもわずかに排気漏れしていたのかもしれません。
ストレートエッジで簡単に確認してみた限りでは、この部分の面に反りはありませんでした。


こちらはフロントパイプのフランジ面。
ストレートエッジを面に当ててみたら少しばかり反っていました。



フロントパイプの面出しをして新品のガスケットで接続するしかなさそうです。

それかこの機にフロントパイプもステンレス製にするか?!

悩ましい所です。


「フロントパイプの変更」に続く


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