車高調の変更 APEXi N1ダンパーPRO オーバーホール
    その5 〜 車高調組み立て 〜


ダンパーもオーバーホールや各パーツのリフレッシュも完了したので車高調の組立に入りました。(2018年11月)

ようやく組立に入ります。

まずリヤ側の正立式の方から。 新たに買ったジャバラタイプのダストブーツですがそのままはめてみました。


写真のようにシャフト部分とブーツの穴が同径です。
これだとピロアッパーを受けるカラーと内部の座金との間にこのゴムのブーツがもろに挟まれることになります。


ゴムを挟んだ状態で固定するのはイヤなので、カラーのサイズに合わせてブーツを丸くカットしました。


こんな感じ。これでカラーと座金にブーツが挟まれることはなくなります。


これが内部の座金。この上にカラーが入ります。


この状態でブーツをスポンと入れてアッパーマウントも挿入しました。


M10細目(P1.25) ナイロンナット(ロックナット)で固定しました。(新品を使用)


横からみたらこんな感じ。 もう片方も同じようにしてからアッパーマウントを固定。


減衰調整用ツマミ。


ロッド先端に取り付けました。


ネジ部にラスペネをたっぷりと吹きつけておきました。


CST車高調の時と同様、今回もSwiftのスラストシートを使います。 CSTのは60φ用でしたが今回は65φ用。


アッパーシートとロアシートの両方にスラストシートをセットして、、、


バネをセットしプリロードゼロで固定。リヤのバネレートは7kです。


ロアブラケットも入れて仮固定。


もう1本も同様に作業してリヤ側は完成。




続いてフロント側(倒立式)です。


前述したように倒立式にダストブーツがあるってのは最近知りました。
今回は長く使えるようにフロントの倒立式にもダストブーツを付けてみることにしました。


ダストブーツをはめてバネ用のアッパーシートを入れ、ピロアッパーASSYをセット。


M12細目(P1.25) ナイロンナット(ロックナット)で固定しました。(新品を使用)


フロントも同様にSwiftのスラストシートを使います。


スラストシートをセットしてバネをはめてプリロードゼロで固定。


ロアブラケットをはめてロックシートで固定。


これでフロント側も組立完了。



フロントのキャンバー調整用のアッパーシートですが、このようにセンターが後方にオフセットされています。
ノギスで測ったらリヤ側が45mmでフロント側が51mmでした。 3mm後方にオフセットされているということですね。
圭オフの時も後方にオフセットされていましたが、まさかAPEXiのアッパーマウントにもこのような細工がされているとは、、
キャスターが少し増やせますね。予想外だったのでちょっと得した気分でした。(それによる恩恵がどれくらいあるかは別として)



これでようやく車両に組み付けできる状態になりました。

綺麗にした甲斐があり見た目はそれなりに新しく見えます。
写真は入手した時の状態。


綺麗にした後の状態。




その6 〜車両への取り付け〜 へ続く

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