FDオイルクーラーの流用 その2 〜配管準備編〜
FD3Sのオイルクーラー流用の記録の続きです(2005年9月)
エアポンプのサイレンサーとウォッシャータンクを撤去します。(これはFDオイルクーラー流用の構想時にすでに撤去してたものですが、参考までに載せます)
ウォッシャータンクが固定されているネジ(3箇所くらい?)を外してタンクを取り外します。
(車検時に引っかかるかもしれないので自分はビニール製のタンクなどをその時につけるつもりです)
そしてサイレンサーが固定されているネジを外して取り除きます。
次にナイトさんのフィッティングキットのAN10×M22をオイルクーラーに4箇所取り付けます。
念のためシールテープと液体ガスケットを使いました。
まずはラジエターをサクサク外していきます。
@ラジエターのドレンボルトを外してクーラントを抜いて
Aカップリングファンのネジを外してファンをとって
Bラジエターアッパーホース・ロアホース・ヒーターホースなどを外し
Cラジエターの固定ボルトをとっぱらって
Dガバッとラジエターを上に引きずり上げるっ
といった順序でしょうか。
次にFC純正のオイルクーラーを外します。
まず純正の配管の下側を外します。(オイルが出てくるのでバケツ等で受け止めましょう)
もう1本の純正ホースはエンジン側を外すことにしました。
エアコンベルトを外して作業します。ここを外してオイルクーラーコアの両サイドのボルトも外したら取り出すのみです。
オイルパン上方のバンジョーボルトを外して、もう1本の純正配管も撤去します。
お約束ですが、エアコンコンデンサに固定されているオイルクーラー奥側の邪魔な鉄板もネジ4本を外して撤去しましょう。
次にエンジン側のフィッティングをつけます。
AN10 - M16x1.5 (エンジン前側)
AN10 - M18x1.5 (エンジン後側)
そして通販で購入したアールズのフィッティングとステンメッシュホースの登場です。
オートフィットストレートAN10:4個
スイベルフォージ90°AN10:1個
スイベルベントチューブ150°AN10:1個
オートフレックスホース#10 2mと2.4mぐらいをそれぞれ1本ずつ。
まずホースを通す場所を入念に検討し長さを決めてカットします。
・エンジン前側オイル出口→運転席側コア中心寄り(黄色:約1040mm)
・運転席側コア外側→助手席側コア中心寄り(黄緑:約1680mm)
・助手席側コア外側→エンジン後側入口(ピンク:約1030mm)
長すぎるとホースが収まらないし、短すぎるとフィッティングのネジ締めが難しくなるので、現物合わせで慎重に長さを決めました。
切り口にビニールテープを巻いてグラインダでカットし、カット時の切りカスはエアなどで吹き飛ばしました。
次にホースとフィッティングの組み付けですが、オートフィットストレートのフィッティングの組付けにはとても苦労しました。
オートフィットはスイベルのタイプと構造が違うみたいです。写真で分かるでしょうか?
スイベルはホースが溝に切り込まれて組み付けられる構造で、オートフィットは竹の子みたいなでっぱりで密閉される構造みたいです。
(左がスイベルで右がオートフィット)
フィッティングの赤いナット部に規定数値分ホースを通した後、青い部分にねじ込むわけですが、写真右側のオートフィットは赤いナット部が青いネジ部まで届きません。。。四苦八苦して組み付けました。
うって変わって、写真左側のスイベルタイプは規定通りの寸法で簡単にねじ込めます。(こんな構造違いを知っていたら最初から全部スイベルタイプを準備してたと思います)
そしてなんとかホースの準備が完了です。
FDオイルクーラーの流用 その3 〜配管編〜 へ続く