クロスフローラジエターの交換 


ラジエターを銅2層からアルミ2層クロスフローに交換した記録です。(2009年4月)

ずっと気になっていたクロスフローラジエター。たまたまオークションで見つけて比較的状態の良いものを2万ちょいでGETできました。
ナイトさんとこで販売されていた「グリフィン」というラジエターで、現行のKoyo製の1コ前のモデルになると思います。


思ったよりも状態が良く、フィンのつぶれもほとんどありませんでした。いちおう軽く掃除等をしておきました。


次は「磨き」です!研磨スポンジやメタコンなどを使って綺麗にしました!


普段見える上面だけ磨きました(笑)←手抜き


鏡面まではいってませんが、曇った感じのアルミ肌がピカピカになりました(^-^) 上部だけですが(^^;


ホース接続部は密着(気密性)をよくする意味でピカピカにしました。


こんな感じ。


クロスフローラジエターの特徴である、サイドタンクと中央の仕切りの写真。

最後にラジエター内部を水でジャバジャバと洗っておきました。


ではようやく交換作業に入ります!アンダーカバーを外します。


カップリングファンを外します。


水位センサー(カプラ)を外します。


クーラントを抜き取ります。


ちょいと茶色がかった緑です^^;


次にアッパーホースをサーモ部分から外します。
「外します」まではいいのですが、接続部(サーモカバー)が陥没してます(汗)
さらに先っぽは断裂しております。。( ̄▽ ̄;)マジデ


ひとことで言うと、ボロボロでした(笑)


まあこれは後で何とかするとして作業を進めます(汗)
ラジエター側もホースを外します。ホースの中は意外にも綺麗でした。


バッテリーを外して、


ラジエター固定ボルト等を外していきます。 そしてシュラウドごと、ラジエターを引っこ抜きます。


ノーマルチックに見えるこのラジエター。
ヤシオファクトリー製のちゃんとした製品で「スーパーライトR 銅2層」というモデルです。
今までも不具合なく、よく冷やしてくれました。予備で保管することとします。


さて、先ほど悲惨な状況だったサーモカバーですが、新たに準備する必要があります。
アルミ製で温度センサー用のネジ穴があいたサーモカバーを時々みかけますが、あれいいですね。いかにも頑丈そうです。
後期になってからなんでこんなヤワなつくりになったんでしょう(--;)

まあ使用年数も使用年数ですが(^^;

新しくサーモカバー(純正)を買うにしても5000円くらいかかるので、今回はアンフィニくんのエンジンから拝借することにしました。
オーバーホールを待っているエンジンくん。(O/Hの予定は全くないですが(笑))


このエンジンからサーモカバーを外しました。赤FCと比べて、サーモスタットが異様に綺麗でした。

とりあえずテープでフタをしておきました(^^ゞ

アッパーホースとの接続部分を磨いてみたんですが、なんかひっかいたような掘りがあります。。

このまま使ったら水漏れを起こしそうな気がします。あとで何らかの対策をすることにします。

ガレージに戻って、、
ボロボロのサーモカバーを外します。


サーモですが、白っぽい茶色一色になってました(^^;
(でもサーモ自体の性能(機能)は問題なく、ちゃんと82℃で安定してました)


とりあえずこのサーモを引っこ抜きます。


真っ茶色(白?)です^^; ガスケットもボロボロです。


次に水路の洗浄(もどき)をしようと思います。
車両の下にもぐって、ヒーターホースとラジのロアホースに排水用ビニールをかぶせて、その下にバケツを設置しました。


そしてサーモの部分から水道ホースを突っ込んでジャブジャブ流しました。
このサーモの奥にあたる部分には2ヵ所の穴があります。
真ん中の丸い穴に水を流すと、そのまま下へ流れ落ちるような感じでした。
そして奥に見える横長の穴に向けて水を流すとエンジン内部を循環してロア側へ流れ出るような感じでした。
なので、エンジン内部を循環する側の穴(横長の穴)をメインに水をしばらく流し続けました


当分、緑色のクーラントが出続けますが、しばらくするとクーラントがすべて排出され透明な水になりました。

そして何度か繰り返してエンジン内部の水路を綺麗?にしておきました。

次にサーモスタットの取り付けです。
今回、せっかくなので新品を買いました! もちろんガスケットも新品で。


まずはガスケットをサーモにはめ込む必要があるんですが、向きが決まってます。
サーモには写真のようなピンが出ています。その部分にガスケットの切りかきの部分を合わせてはめ込みます。


こんな感じ。


やっぱ新品はきれいですね(^-^) 当たり前ですが(笑)


サーモには82℃の刻印が打ってあります。


サーモを取り付ける前に、エンジン内部の水(先ほどジャブジャブやって溜まった水)を排出しようと思います。
エンジン側の水路のドレンはインタメ下部にあるみたいなんですが、作業性が悪そうだし、ガレージに水をブチまきそうなのでやめました。
そしてその代わりとなる方法を考えました。

それはさっきの水路洗浄の逆の方法で、今度はクーラントを流し込んで水を押し出す作戦です。
クーラントはKYKの「ラクラククーラント」を選びました。
理由は、水で希釈せずにそのまま使えるからです。しかも安いですし(笑)


横長の穴にクーラントが入るように上戸を使って流し込みました。
しばらく注入し続けると、「透明な水」「緑色のクーラント」に変わります。
これでエンジン内部はクーラントだけになったかと思います(たぶん)。


次にサーモを取り付けます。そしてもともと付いていたようにセットして、サーモカバーを固定しました。


そういえばサーモカバーの引っかいたような溝ですが、
シール剤を塗って溝を埋めておきました(^^ゞ


次にロアホース側を見てみます。ラジエター用とヒーター用の2本を外してみました。
まず車両側のホース接続部ですが、まあ予想通りに腐食したようになってます(^^;
(ラジエターロアホース側)


(ヒーターホース側)


そしてホースの内側を見ると、案の定、茶色いものが固まってこびりついてます。


外したついでなので、ここもきれいにメンテしておこうと思います。
車両側のホース接続部は、研磨スポンジやペーパーなどを使って、できる限り綺麗な面が出るようにしました。
後から水漏れすると面倒なので。

しかし「ついで作業」をやってると、いつまでたっても先に進まないですね(--;

ヒーターホースは以前購入しておいたストック(新品)を使います。
そしてラジ側のロアホースは、アンフィニくんから外して保管していたものを使います。ホースの中がまだ綺麗だったからです。


ホースバンドも新品を使います。そしてホース2本を車両側に仮組みしておきました。



やっと主役のラジエターの作業に入れます。まずはラジエターの左右に取り付ける純正ステーを組み付けます。


そしてシュラウドを取り付けようとしてあてがってみたところ、
ロアホース接続部がシュラウドと干渉してしまいました。。


クロスフロー式ラジエターなので、タンクが両サイドにあるため、ジョイントの位置が少し外側になってるようです。


現物合わせでマーキングして、カットします。


こんな感じ。


上側(アッパーホース側)も干渉したので、少しだけ削りました。


そして干渉がなくなったら、シュラウドを取り付けて、ステーに固定していきます。

ラジエターの厚みが増えた分、シュラウドとステーが離れてしまうので、付属?の金具とカラーを使って固定するようになってます。


こんな感じ。


一番下の部分は、純正と同じように樹脂製のピンで固定。


残りの2箇所はタイラップで固定。


こんな感じ。



いよいよ車両に取り付けます! このまでの道のりが長かった(笑)

やっぱアルミラジエターはカッコイイです^^ 磨いた甲斐あって、光り加減もいいです(笑)


ラジエターを固定したら、ロアホースとヒーターホースもバンドで固定します。


そういえば以前joshuさんに教えてもらった、スタビと干渉するという情報。
このラジエターは厚みが50mmくらいで、更にはロアホースジョイント部分が外方向へ少しオフセットされたタイプです。
そこで、気にしてチェックしてみました。余裕があるとは言い難いですが、とりあえず干渉もなくホッとしました。


最後にアッパーホースを元通りに組み付けます。
このアッパーホースもアンフィニくんに付いていたやつを使いました。この方が綺麗だったので。


水位センサーのカプラーをはめ込みます。


サブタンクは外して洗っておきました。           そしてバッテリーを元通りにします。


そういえばここのスキマは、スキマテープを貼りました。


いよいよクーラントを注入します。ペットボトルも準備OKです!


クーラントをドボドボと入れました。


エンジン始動! ヒーターも全開! そしてサーモが開くまでひたすら待ちます。


と思ったら、カタカタカタカタとすごい音がし始めました(^o^;
すぐにエンジンを止めて原因を調べました。どうもシュラウドとカップリングファンが干渉しているようです。。
ラジエターの厚みが増してるぶん、ファンに近づくから干渉しやすくなるということは分かるんですが、なんか面白くないです。

そしてもっと突っ込んで調べてみたら、写真の部分が浮いてることが分かりました。


カラーの背を低くして、シュラウドとコアを密着させようと思います。
カラーの代わりになるものを探して、長ナットを使うことにしました。そして丸いカラーよりも低くなるよう削りました。


こんどは密着しました(^-^)
そしてエンジンをかけてもシュラウドとファンが干渉がないことを確認しました。


サーモも開いてやっと循環しはじめました。ペットボトル内のクーラントが減っていきます。水温表示は80℃です。


アクセルをあおったり、クーラントをつぎ足したりしながら、30分くらいエア抜き作業しました。
そして各部の水漏れチェックをしてみます。

アッパーホース側からは今のことろ水漏れはなさそうです!


ロア側を確認してみます。
ホース接続部は問題ありませんでしたが、なんとドレンプラグから漏れてました(^^; 締め忘れでした(汗)


しばらくエア抜きして、エアが無くなったようなので、ペットボトルを外して少しだけ走ってきました。
戻ってからキャップを外してみたところ、少し水位が下がってるように見えたのでまた補充しておきました。

最後にもう一度、ホースのジョイント部分から漏れがないか、入念にチェックしました。
幸い、漏れはなく良好でした(^-^)

いちおうエア抜きも終わり、漏れがないことも確認したので、アンダーカバーを元通りに戻します。
その時に、ラジエター下部に気密性を確保するスポンジを貼っておきました。

これは今まで付けていたスポンジを使い回してます^^;

さていよいよシェイクダウンです!
4月の桜が咲く季節の夜。また肌寒い時期です。子供を連れてちょいと出かけました。


高速道路をブン回して走ったり、街乗りしたりしただけなので、
水温はずっと82℃(サーモ開弁温度)のままでした。

これだけでは、まったく参考にならないですね(~_~;
今までは82〜85℃くらいだったので、以前よりは良さそうです。
(水路洗浄やクーラント、サーモ交換のおかげかもしれません)
ただ、銅2層からアルミ2層になったので、シチュエーションによっては冷え方が異なるでしょうね。
あとは走りに行った時にどうなのかが楽しみです。

戻ってから、またまた水漏れがないかチェック。どこも漏れてなくてホッとしました。




これでやっとラジエター交換が完了しました(^o^)丿
2時間程度で済まそうと思っていただけに、ものすごく時間がかかった気がします(^^;


やっぱカッコイイです^^ これだけでチューンドカーになった気がします。←気のせい(笑)



最後に番外編。
「銅2層」と「アルミ2層」のラジエターの重量比較です。

まずは今まで使っていた銅2層ラジエターから。(この体重計は0.5kg単位の表示なのであくまで参考程度で)。
重量は
6kgでした。


次は軽い軽いと言われるアルミ2層ラジエター。しかし現実は
7kgですっ!! 意外に重たいです(^^;


この2つは厚みが違うラジエターなので一概には判断できませんが、軽くなると思っていたのに、逆に重くなりました(爆)
今まで使っていたヤシオファクトリー製の「スーパーライトR 銅2層」ラジエターは、軽い銅製ラジエターとしてタンク部が
樹脂製で出来ています。「スーパーライト」というネーミングに偽りはなかったようです。

※アッパータンクなどすべてが銅(または真鍮)で出来たラジエターや、3層ラジなどだと、もっと重いと思うので、
 この比較はあくまで参考程度に^^


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