スピードメーターケーブルの交換(リフレッシュ)
スピードメーターケーブルを新品に交換しました。その記録です(2012年3月)
走行中、随分前からメーターの奥の方から異音がしていました。
(現在の走行距離は17万kmちょっと。)
メーターフードを空手チョップしても異音はおさまりません。
得意の右斜め45度からのチョップでも効果はありませんでした。。←アタリマエダロ!
メーターフードを外して、内部の配線とかコネクタなど怪しそうな場所にスポンジテープを貼ったりして異音対策を試みたりしたんですが効果なし・・・。
それと、極低速域(30km/h以下ぐらい)の時に、スピードメーターの針が安定せずフラフラと頼りない動きをすることが多くなりました。
これはスピードメーターケーブル(ワイヤー)が長期使用で劣化した時に起こる現象らしいです。
しばらく何年もそのまま乗っていたんですが、異音の原因についてふと気付きました。
「メーターの針がフラフラするのがスピードメーターケーブルの劣化のせいならば、異音の原因もワイヤーがハウジング(筒)に干渉して音が出るんじゃないか?」と。
これなら確かに空手チョップでも異音は直らないです(笑) ←そういう問題か?
という経緯で、スピードメーターケーブルを交換することにしました。
ケーブルはメーターの裏からバルクヘッドを貫通してEGルームに。
そこから助手席側に回ってボディ下を這わせてミッションに繋がっています。
さっそく作業に入ります。 まずはメーターを外します。
そしてケーブルの端っこにヒモを縛りつけました。(ケーブルが通るルートを忘れないようにするため)
貫通部分のツメを外してEGルームへ押し出します(引っこ抜きます)。 (この時点でヒモを外しました)
続いて、バルクヘッドやフレームに固定されている留め具からケーブルを外しながら順に取り外していきました。
ミッションにつながってる部分も外します。
燃料フィルターあたりが狭くて、そこを通す(抜く)のがキツかったです。
こちら側にもヒモを付けてケーブルが通るルートを忘れないようにしてエンジンルーム側へ引っこ抜きました。
取り外し完了!
取り外したスピードメーターケーブルですが、何が原因なのか興味があったのでバラしてみました。
両端をカットして中身のワイヤーだけを引っこ抜いてみます。
このケーブルですが、細い縦に伸びるワイヤーに対して更に外側に巻きつけるような二重構造みたいです。
外側に巻いてある側の状態ですが、2通りの状態があちこちにあります。
スキマができている部分や密着している部分など、どれが正規の状態なのか分かりませんが・・・。
やっぱワイヤーが劣化して広がり気味になっているため、メーターの針が落ち付かなかったってことですかね。
あと異音もワイヤーが広がり気味でハウジング(筒)に干渉したり油切れを起こしたりしたからでしょうか。
真相は分かりませんが、参考までに。
次は新品ケーブルを付けていきます。
新しいケーブルの方へ先ほどのヒモをくくりつけて、、
元のルートへ通して(戻して)いきます。
そしてミッションへ挿しこんで固定。
元のように留め具でケーブルを固定して、次は室内側へ入れる作業です。
んで、反対側(室内側)ですが、同じように先ほど通しておいたヒモをくくりつけてテープを巻いて、、
バルクヘッドを貫通させて、穴のカバーをパチンと挿入。
足元に来たケーブルは、ヒモを頼りに元のルートを通してメーターパネル部分へ。
こんな感じ。
そしてメーターパネルを元通りにしていきます。
これで作業完了です(^o^)ノ
今回バルクヘッドに固定している留め具が3ヵ所ぐらい壊れました・・・。
なので、新品にしておきました♪ しかしここは黒いクリップの方が良かった・・・(--;
バルクヘッド固定のクリップも2箇所ほど新品に♪
これで作業完了です(^o^)ノ
実際に運転してみましたが、ケーブルによる異音が無くなりました!
極低速域のメーターの針の動きも正常に落ち付きました。
どちらもスピードメーターケーブルが原因だったようです。
これで当分は空手チョップをしなくても済みそうです。←そういう問題か?(笑)
以上です。