シフトブーツの製作


純正シフトブーツが破れてかなりの年月が経ちましたが、重い腰を上げ、直すことにしました。
オークションをはじめ、各社からシフトブーツが発売されていますが、以前オーディオで使ったビニールレザーが余っているので、自作しました。(2006年3月)

まずは純正シフトブーツを外して、バラしてみます。


シフトブーツ裏側のゴムを固定している金具を外します。




そしてゴムを固定しているネジ4本を外して、ゴムを外します。


するとシフトブーツが取り外せます。


型取りをするため、縫ってある糸をほどきます。バラした時にどの部分かが分かるように裏側にマジックで書いておきました。


バラした純正ブーツをもとに型紙をつくりました。かなり面倒で作業が少しイヤになってきました^^;

この型紙をくりぬいて、新しいビニールレザーに寸法出ししてハサミで切り取りました。


ここから嫁さん指導のもと、
ミシンを使った家庭科の時間に入ります。。。小学校以来かもしれません。

かなりテンパリながらの作業だったため、途中の画像がありません(ーー;)
とりあえずここまでできました。

ミシンを使う人ならわかると思いますが、まず生地の表同士を内側に向けて重ねて、生地の裏から黒い糸で縫って合体させます。
そして表にして広げて、赤い糸でさっき縫った場所の両端にステッチを入れていきます。ステッチはジグザグタイプを選びました。

ここまででかなりの神経を使って縫っていますので、へとへと状態です(^_^;)

問題は最後の一箇所です。今までの3箇所は平面で縫えるので問題はありませんでしたが、
最後の一箇所は合体させてしまったら三角形の立体になってしまいます。どうやってステッチを入れよう・・・。

縫っているときの写真を撮る余裕がなかったので、画像はありませんが、
立体(3D)を無理やり平面(2D)にして平べったくしながら何とかステッチを入れました。
言葉では表現が難しいですが、とにかく苦労しました。。

そして苦心の作がこれです(^^ゞ


ビニールレザーなので、ミシンの上での滑りが悪く、ステッチの裏側は糸が団子になっている部分が多々見受けられます。


そして純正のブーツに付いていた先端のリングを入れて、レザーを折り返して接着剤でしっかりくっつけます。

これで口の部分が綺麗な円になります。

完成したブーツをパネルに元どおりに組み付けます。
穴に綺麗に差し込んで、ゴムを付けて、ネジとワッシャーみたいな金具で固定します。


これでついに完成です!!(^_^)/




さっそく車に取り付けてみます。


なかなかの出来映えです(自画自賛)。
ただ、生地が純正ブーツより薄かったので、耐久性は???です。

もう一度作ってみたいとは思えないですね(^_^;)


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