ホイール塗装(スプレーガンでウレタン塗装)


今まで何本か缶スプレーで塗装して補修してきたお気に入りのEquipですが、今回ついにスプレーガン塗装しました。
その記録です(2012年9月~10月)


いつかはスプレーガンで2液ウレタン塗装を、、と何年も前から思ってましたが、なかなかその1歩が出ませんでした。
でもエアコンプレッサーをオイルレスの静音型にしてからなんとなくやる気が復活してきたので少しずつ道具を集めてきました。
で、ようやく塗装できる道具がそろったので、まずはその紹介からです。

一番悩んだのがスプレーガンです。ネットで980円のスプレーガンも買ったんですが、やっぱ1つはちゃんとしたのが欲しかったので、
メーカー品を買いました!
安い中華製でも綺麗に塗装してる人はたくさんいるし、メーカー品は素人の自分には宝の持ち腐れだと考え、
何度も買うのをやめたんですが、とうとう買ってしまいました。

一番の理由は「これで綺麗に塗れなかったら自分の腕のせいだ」とハッキリ分かるからです。
自分の腕の無さを棚に上げて、うまく塗れないことを道具(スプレーガン)のせいにしないためです。
まあ後は 一般的に言う「安物買いの銭失い」を避けるためです。過去に何度か痛い思いもしているので。


でこれがその大奮発して買ったスプレーガンです。 明治機械製作所FinerⅡというモデルです。
イワタ製のW101とか美粧シリーズにかなり惹かれ最後まで悩みましたが最終的にこれに決めました。

この明治のFinerⅡにしたのは、自分なりに調べた結果 これ1本でオールマイティに吹けそうだからです。
仕様で言えば、ノズル径が1.4mmであったこと、また空気使用量が170L/minと少なかったからです。
イワタ製のは私が欲しいと思ったモデルは200L/minを超えるものばかりだったので。
(30Lのタンクしかないエアーコンプレッサのことも考慮してチョイスしました。)

フィルターレギュレータはかなり前にネットで安物の不明品を買っていたものです。
ガンの根元に付けているウォーターセパレーターはネットで買った安物です。


他に準備したもの。
防毒マスク(有機溶剤用)とメガネ、使い捨て手袋。 デジタルキッチンスケールと紙コップ、キッチンぺーパー。


塗料をカップに入れる時に使うストレーナーも箱買いしました。



下地用のケミカル類は、手持ちのミッチャクロンとシリコンオフです。
塗料はネットで調合してもらったものを買いました。ベースコート塗料とトップコート(クリア)です。

ベースコートはロックペイント製のプロタッチという塗料です。
これは2液型ウレタン塗料ではなく「1液型特殊変成ポリエステル樹脂塗料」です。
最近は塗料の技術も進んでいるみたいで1液型もいろんなメーカーから出てるようです。
利点としては、メタリックでもムラになりにくい とのことです。
その代わり、ソリッド色でも上塗りにクリア塗装しないといけないみたいです。
硬化後の表面が2液型のように強くないからでしょうね。

最後に 上塗り用のクリア塗料もロックペイント製です。
2液型アクリルウレタン樹脂塗料で硬化剤と4:1で混ぜるタイプです。


ベースコート塗料の色ですが、今まで缶スプレーではミツビシのA69という明るいシルバーマイカを塗っていました。
※写真は以前 缶スプレーで塗ったA69の色(写真だと分かりにくいですね)。


でもなんとなく
色が明るすぎて安っぽさを感じるようになったので今回色を変えて塗り直してみることにしました。



同じシルバー系でも各社から山ほどいろんな色が出ています。
かなり悩みましたが、決めたカラーは
トヨタの「1C0」というシルバーメタリックに決めました。
少し前のクラウンとかエスティマとかいろんな車種に使われていると思います。
1C0はシルバーはシルバーなんですが、ほんの少し(ほんとにほんの少し)ゴールド風味の入ったシルバーです。



実際に塗装に入る訳ですが、気がかりな点が1つありました。
それは缶スプレー塗装の上に1液型塗料のプロタッチを塗ると溶剤の関係で縮みなどを起こして
表面が変な状態になるかもしれないということです。(いちおう注意点としてそのことがどこかで書かれていたのも見ました。)

とは言え、また塗膜を剥がしてから塗装するのはあまりにメンドすぎる。


・・・。


できれば横着したい。。
少し悩みましたが、結局そのまま塗装することにしました。
最初は様子を見ながら薄く吹いて問題なさそうだったら本塗りって感じでいいかなと。

気持ちの問題かもしれませんが、先にミッチャクロンを塗ってからベースコート(プロタッチのシルバー(1C0))を塗ることにしました。
これだと下地処理(研磨とか)も省けるし。


慣れないことだらけで塗装中は写真を撮るひま(余裕)がなく1枚もありません・・・。

ということでマンガを描いてみました。
下図のようにエアーコンプレッサからいったんフィルターレギュレータを通してスプレーガンに繋いでいます。
スプレーガンのところの推奨圧力が0.2MPa(約2kg)だったので、レギュレータの部分で0.25Mpa(約2.5kg)に減圧しました。



塗装の順序としては、

1.下地づくり(拾いパテやガスケットリムーバーなどを所々に使用)
2.シリコンオフ
3.ミッチャクロン
4.ベースコート(1液型のプロタッチ トヨタ1C0)塗装
5.トップコート(ロックペイント 4:1の2液型クリア)塗装


こんな感じです。


【 最初の1セット(2本)の塗装 】

最初の2本は実質練習です。 そうは言っても失敗したくないのでぶっつけ本番!?です。
まずはサーキットのリヤ用としてオクで買って補修して缶スプレーペイントまでしたEquip 9Jが2本です。
その上からこの度 塗り直しました。


スプレーガンにはツマミが3つあって、吐出エア圧・パターン調整・塗料の吐出量を最適に調整しないといけません。
ここら辺はノウハウだと思いますが、私にはどこがベストなのか分かりません。
なので最初に段ボールに向かって吹きつけて適当に調整しました。
塗料が出すぎないように、エア圧も強すぎないように、パターン幅は中ぐらい。どれもあいまいな調整です。

塗装完了後の写真がこれです。


練習にしては上出来。(もちろん素人ならではの塗装です。)
クリアが少々垂れたところもありますが無問題。その部分だけ研磨して綺麗にしました。


缶スプレーよりもウェットに塗れるような気がします。塗装肌もイイ感じです。


【2セット目の塗装 】

サーキット用のリヤ用ホイール2本がやっと完了したので、調子にのって次々と塗っていこうと思います。
2組目はサーキット用のフロント。9JのEquipが2本。

塗装を全部剥ぎ取ってから下地から仕上げていきたいところですが、非常にめんどいので塗装が剝げて段差が
できているところは拾いパテでごまかしてそのまま塗ろうと思います。


そしてベースカラー塗装&クリア塗装が完了。
プロタッチは1液型ですが乾燥が早いのがいいですね。クリアは硬化剤と混ぜるタイプなので普通に硬化しますし。
スプレーガン塗装は道具や塗料などいろいろと準備が大変ですが、それ以外は有利なことだらけですね。


2液ウレタン塗装はツヤツヤな肌がいいです。乾燥(硬化)しても缶スプレーのように塗料のひけがありません。
仕上げの磨きも要らないのですごく楽です。



マスキングを剥いで完成です♪

フラッシュ有りで撮影。


フラッシュ無しで撮影。
写真では色をうまく伝えれませんが、実際の色はフラッシュの有無の写真の中間ぐらいでしょうか。


【3セット目の塗装 】

次! 3組目。 
街乗り用のリヤタイヤ(SS595)を履いた9JのEquip が2本。
これは以前 缶スプレー塗装したものです。

作業中の写真はありませんが、塗装完了です!




【4セット目と5セット目の塗装 】

次! 4組目と5組目。
サーキット用フロントの予備の9Jホイールが2本と、街乗り用の8Jホイールが2本。

段取りやマスキング作業も慣れてきました。


塗装が剝げているところは拾いパテを使って手抜き。 そしてマスキングをしていきます。


そしてベースカラーとクリアーを塗ったあとの写真。(※塗装は外でしています)


硬化したらマスキングを剥いでいきます。塗装とマスキングとの境い目はサッとカッターナイフを通してから剥いでいきました。


これでようやく塗装が終わりました~。
合計10本のEquipをイッキ塗りです(笑) といっても1ヶ月近くかかっていますが。



【センターキャップの塗装 】

次はセンターキャップの塗装です。
その前に少し話がそれますが、Equipのセンターキャップについてです。
私が知ってる限りでは3種類あります。

これは昔のタイプです。全体的に少し出っ張りぎみのデザインです。
そしてEquipの文字がエンボス調になっています。


そしてこれは中期?
中央の円形部分がくぼんだデザインです。Equipの文字はエンボス調。
そして「WORK」のロゴもアピールされています。
個人的にはこの中期のセンターキャップが一番気に入っています。
このキャップは4つしか持っていないので街乗りホイールに使っています。


そしてこれが後期? 今となっては一番よく見かけるタイプです。
中央の円形部分のくぼみは中期とあまり変わりませんが、その掘りの深さが少し浅くなっています
そしてEquipのロゴがエンボス調からエンブレム調に変わりました。綺麗なシルバーな輝きと黒い縁取りがされています。
WORKのロゴも出っ張ったタイプになりました。
(※この写真のWORKの文字は塗装されていますが、本来はEquipと同じシルバーな輝きです)。





話を元に戻します。
後期キャップはEquipのエンブレムにマスキングをし、中期のキャップはそのままでベースカラー&クリアー塗装しました。


残りの6個。 全部で10個のキャップ。





塗装が乾いたらマスキングを剥がしました。
後期のキャップのEquipロゴの黒い縁取りですが、ガスケットリムーバーで塗装をはがした時に一緒に落ちてしまいました。
写真で言えば奥側の右2つです。


このロゴ自体も古いクリア塗装が傷んでいたので研磨スポンジで磨いていきました。


黒い縁取りを塗装や筆でするのは難しいので、
細いマジックやプラモデルの墨入れ用のペンを息子に借りて塗ることにしました。


適当に塗り塗りと。。 ここら辺は私の適当な性格が現われてますね(^_^;


まあいちおうそれなりに見れるのでOKとしました。以前と比べたらマシになっています。


センターキャップの塗装もこれで完了。


塗装も乾いた(硬化した)し、さっそく車両に履かせてみます。
これは街乗り用のフロントのEquip? (いろいろ写真を撮ったのでどれがどれだか分からなくなりそうです(^_^;))


ジャッキアップした状態なので見た目的にはイマイチですが、色の具合がイイ感じです。
今まではかなり明るいシルバー(三菱A69)でしたが、このトヨタ1C0は微妙にゴールドが混じった感じのシルバーなので
以前のような安っぽさがなくなった気がします。
この微妙な色の違いは自分しか感じない自己満足の世界なんだと思いますが、塗って良かった♪




いったん外していたサーキット用のリヤタイヤも、ようやくNewホイールにはめることができます。(Newじゃないけど)


よっしーさんとこへ行って組んでもらいました。(いつもありがとうございます)




初めてスプレーガン塗装しましたが、缶スプレーよりも塗り肌など仕上がりがいいです。
塗料カップの角度が変えれるので真下に向けて吹くこともできるし、吹きつけ角度の自由度が高いですね。
ウレタン塗料で塗膜の強さもあるでしょうし、手間はかかりますがやってみて良かったです。


でもガンの使い方がまだまだ理解できていません。
圧力、吐出量、パターン幅の調整など、かなり奥が深いです。
いずれエアロの補修とかもスプレーガンで塗ってみたいと思っています。

以上です。


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