JZX100 チェイ号のアライメント調整 


チェイ号のタイヤの偏摩耗や片減りを少しでもやわらげるためにアライメントの調整をしました。その記録です(2012年5月)

前後ともタイヤ交換したチェイ号ですが、交換する前のタイヤの状態は片減りや偏摩耗が気になっていました。



リヤは内減りが結構ありました。この写真の状態は単に使いすぎって話もありますが。。


フロントタイヤの内側もかなり偏った減り方をしていました。



2ヶ月前によっしーさんとこでフロントタイヤを新調してもらったばかりですし、この機にアライメントを見直しておこうかと。


ということでチェイ号のアライメント調整をしてみることにしました。


とりあえず現状の測定をしました。
前後のキャンバー測定とリヤのトー測定。 それと糸を張って直進方向へのリヤのズレの測定も。


<測定結果>
・フロントキャンバー: 
左 2.08° 右 1.84°
・リヤキャンバー:   
左 2.45° 右 2.94°
・リヤトー:
トーイン 2mm
 (トータルトー?って言うんでしょうか。リヤの直進方向のズレはなく左右とも均等にまっすぐイン1mmのようです)

測定結果からして、リヤのキャンバーをまずは起こそうと思います。
(内減りを減らすため、キャンバー1度台に収めようと思います)

チェイ号の足まわりはダブルウイッシュボーンです(たぶん)。


調整可能なカムが付いているサスアーム(リンク)が片側2ヵ所あります。


後ろ側にある大きなカムがメインのリンクだと思います。 いじる前に元の位置がわかるように白マーキングしておきました。


反対側の固定ナットを緩めて、カム側をレンチで回します。


そして仮にキャンバーを測定してみました。すると2°付近までキャンバーが起きています。
ついでにトー測定をしてみたら、
トーアウト14mm( ̄▽ ̄;)
2つのリンク機構のうち後ろ側に位置するメインのリンクだけを縮めると、やっぱ当然のようにトーアウトになりました。
そこで次は前側の小さなリンクの方を調整します。


同じように元の位置を白マーキングして調整。


ヤマ勘で適当に回しています。。



こんな感じで、少し走ってきて足回りを馴染ませて測定と調整。。 これを何度か繰り返しました(^_^;)メンドクセー


そしてようやくまずまず満足な値に落ち着いたのでOKとしました。
リヤキャンバーは1度台に揃い、トーはインに2mm。


フロントキャンバーは面倒なので微妙なズレはそのままにしました(^^;



目で見ただけでも、リヤキャンバーの起き具合がわかります(^^)



少し運転してみましたが、直進性やハンドリングも良くなった気がします。たぶん(笑)



多少の片減りは今後も普通にあるでしょうが、これで極度の片減りが防げればと思います!


以上です。


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